仏教に学ぶ生き方、考え方「辛い思いをした人へ」
人生、生きていると「様々」なことが起こるものです。
好きな人と「別れ」たり、親しい人と「喧嘩」したり、欲しい物を「手放し」たり。
特に親しい人を亡くしたり、苦しい思いをした人は、心に深く「刻み込まれ」て、いつまでも残るものです。
でも仏教ではあえてそれを「手放して忘れましょう」と教えられます。
こんな辛い思いは「なかなか忘れられないものですよ」と思われるかもしれません。
でも仏教は皆さんが考えているよりかなり「実践的」だと思います。
そのまま、いつまでも思い続けて苦しい思いをすることで何か「得るもの」があるのでしょうか?
確かに振り返ってじっくりと「向き合う」ひとときは大切です。
でもそれは今を大切にして未来をより豊かに生きるために、静かに「手放す」ためのものです。
振り返って心の中で整理し、静かに手放して忘れていくことで、今ここにある幸せが「にじみ出てくる」感覚を、仏教を通して感じていただければ幸いです。
☆今日の一句☆
苦しみを
手放し忘れ
流しゆく
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