仏教に学ぶ生き方、考え方「とにかく始めてみるということ」
今回の話題は仏教とは「関係ない」かもしれませんが、日頃心がけていることをお話します。
とはいえこの考え方は、「お釈迦様や親鸞聖人」の生き方から学んだと言ってもいいので、やはり仏教に関係することではありますが、、、。
皆さんは何かを始めようとする時、いろいろ「考える」ほうですか?
確かに何も考えずに始めると、「手痛い思い」をすることはあります。
なので失敗を恐れて、「安心できる状態」になってから始める方も多いでしょう。
でも安心できる状態になってから始めたら失敗はしないのでしょうか?
いくら考えても準備しても、やはり「失敗するときは失敗する」のです。
それは、思わぬ事態が起こることもありますし、ただ単に見通しが違っているときもあります。
でもどちらも、始める前にいくら考えても「分かりようがない」ことですよね?
私は何かを始めるときに、始めるリスクよりも「始めないリスク」を考えるようにしています。
例えば、熟考の末「来年になったら始めよう」と考えたとしても、来年の今頃はどうなっているかわかりません。
病気になっているかもしれませんし、もしかしたら命を終えているかもしれません。
そして何より、来年になっても「また来年することにしよう」と、どんどん「先延ばしにする自分」がいるのではと感じるのです。
もちろん、始めるときはできるだけ「ゆっくりと恐る恐る」始めるようにしています。
まずは大きく一歩を進めるのではなく、すり足で少しずつ足を前に出すように心がけます。
その様子を見て笑ったり馬鹿にしたりする人もいるでしょう。
それでも歩みを進めないのとは「雲泥の差」があると思っています。
そして「道ができたり、道が広くなってきたり」したら徐々に大きく歩き出し、走り出して進めればいいのかなと。
そうすれば滑走路を徐々にスピードを上げながら進む飛行機のように、いつかは空も飛べるかもしれないのです。
☆今日の一句☆
歩みゆく
あなたの前に
路(みち)延びる
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