ほとけさまのおしえ「生徒と先生」
皆さんには「好きな先生」がおられますか?
「遠い昔の学生時代のことなんか忘れちゃったよ〜」という方も、よくよく思い出せばきっと一人や二人はそんな先生が見えるはずです。
逆にどうも怒られてばかりで「嫌な思い出」しかない先生もいるでしょう。
頭ごなしに理不尽な怒られ方をされて、信頼関係を築けなかったことも多くあると思います。
先生も凡夫であり、「感情的」に物事を考えるのは仕方のないことです。
でもそういう中でも、じっと我慢して「自主性」を育んでいただけた先生には、感謝してもしきれないでしょう。
そしてそういう関係は「一生の財産」になり、部下や子どもたちに引き継がれて行くことだと思います。
そんな事を言うと、「そんな先生が一人もいなかった人はどうすればいいんですか?」と問い詰められそうですね〜。
でも安心してください。
私は先生にも今の教育にも、何も申し上げることはありません。
そして信頼関係は「ほとけさまと築いていけばいいのかな〜」と思っております。
嬉しい時も悲しい時も、いつもそっと隣にいて何も言わずとも見守っていてくださる。
「凡夫と仏様」の関係は、「生徒と先生」の関係に似ているのかなと思うのです。
そして私たちが「自ら灯明となるような生き方」は、どんな時も見守りいざというときは必ず救うという、「仏様との信頼関係」の上に築かれるものなのではないかと。
仏様との関係は、「契約」でも「約束」でもなくお互いが「信じ安心できる関係」でありたいものだと思っております。
☆今日の一句☆
先生と
共に歩める
我が命