仏教に学ぶ生き方、考え方「お寺での履き物の揃え方」
皆さん、玄関で履き物をどのように脱ぎますか?
きっと「つま先を間口に向けて」揃えて脱ぐと思います。
もし、それ以外の脱ぎ方をすると、家の人が直してくれたりもします。
でも神社仏閣では実は「脱ぎ方」が違っているのをご存知でしたか?
神社仏閣へのお参りは、「つま先を前に向けて」脱ぐのです。
そうすると参拝後に靴を履くときに、神様や仏様に「背を向けて」履くことがありませんよね?
そのように神様や仏様に「背を向けないような脱ぎ方、履き方をするのです。
でもこれは「形」を整えるだけでは、あまり意味がありません。
ちゃんと作法を知っていても、神様、仏様に「背を向ける」ような生き方、考え方をしていてはどうかと思います。
「作法という形」を通して、自分の「心持ち」をもう一度振り返ってみる。
そういう心がけはあってもよいのかなと思っています。
☆今日の一句☆
お作法は
カタチととのえ
心観る
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?