ほとけさまのおしえ「始める時」
何事も新たに始めようと思う時には、その「きっかけ」と「ふさわしい時」があると思います。
「一人暮らし」がきっかけで自炊を始めてみたり、「退職」とともに習い事を始めてみたり。
そして個人的には、この時期に「ぜひ」おすすめしたい事があります。
陽射しが降り注ぎ気温がぐんぐん上がるこの時期、そして梅雨になりムシムシするこの時期こそ、実は「水シャワー」を始めるには最もいい時期なのかなと思います。
今朝も水シャワーをしながら「まるで温水シャワーをするか」のよう浴びている自分に気づきました。
それほど抵抗感なく取り組める時期こそ、これから始めようとされている方には「始めやすい」時期なのかなと思っております。
とはいえ季節に関係なく「水シャワーなんて、、」というと言われる方も見えるでしょうし、かえって水シャワーで健康を損ねる方もお見えになるかもしれません。
なのでおすすめはしますが、自分でよく考えて少しずつ様子を見ながらはじめていただくのがいいと思いますし、無理に始めなくてもいいと思います。
ところで仏教を学び生活に取り入れていくにも、「いい時期」があると言われているのをご存知ですか?
それは「事業に失敗したり、病気になったり、近しい人が亡くなったり」したときです。
つまり今まで普通にあったものや時間が、実は当たり前ではなく「限りあるもの」「いただいたもの」であると感じたときこそ、仏教の教えが身に沁みるのです。
「 無常を観ずるは菩提心の一(はじめ)なり」
禅宗の僧侶「道元」もそのように言われております。
そして「法然上人」も「親鸞聖人」も菩提心を抱く出来事がありました。
もし自分の心に菩提心の明りが灯ったなら、その道を「歩き続けて」いただければと思っております。
☆今日の一句☆
何事も
始めるに足る
ご縁あり