仏教に学ぶ生き方、考え方「数字」

　「フォロワー」がいつの間にか四百名を超えました。

　つまり、この世界に「私の記事を見ていただいた方」が少なくとも四百名はおみえになるということです。

　法話をすることがあってもなかなか「四百名の皆さんの前」で話すことはありません。

　これがｎｏｔｅの「素晴らしいところ」だなと感謝しております。

　しかし、私はあまり「数」には興味ありません。

　フォロワーが「０人」だろうと「何万人」だろうと、自分のしていることに「全く影響しない」のです。

　ｎｏｔｅに記すのは、まずは「自分のため」です。

　自分の想い、考えを「書き留めて」おき、後で読んで「思い出す」ためです。

　でもそれだけではちょっと「寂しい」思いもあります。

　なので「仏教に興味があって、生活に取り入れて活かしたい」「今、とても苦しんだり悲しんだりしていて、そこから抜け出したい」という人の心にも「届けばいい」かなと思っています。

　つまり、沢山の人に見てもらうより「一人ひとりの心に届いて、その人の人生を明るく楽しい方向に変える」ことのほうが実は尊いのです。

　中興の祖である「蓮如上人」（れんにょしょうにん）も同じようなことを言われています。

　「お寺を人で溢れさせるより、一人ひとりに信心を獲得（ぎゃくとく）してもらうほうが大切なのだよ」とおっしゃっているのです。

☆今日の一句☆

　数字より
　　　　一人ひとりの
　　　　　　　　　心中に