案山子祭り🌾
田舎に移住して畑作りにチャレンジした話を書いていこうと思っているうちに…すっかり秋になってしまい😅なんか季節感がズレてきたので、秋の田舎話を書こうと思います🌟
我が家が田舎に引っ越してきて2年目の秋。
家の前の田んぼで『案山子祭り』が始まりました。
地域の生きがいサロンのおじさんおばさんたちがせっせと作った案山子を、稲刈りの終わった田んぼに並べてみんなで楽しもう❗という趣向です。
「私らはもう子ども産めんけん、案山子で人口増やすしかねえんやー」
なるほどぉ😅
前向きでいいですね。
いくらでも人口アップできそう。
さて、案山子の設置日。
朝9時過ぎから、ワラワラと案山子たちが軽トラに積まれてやってくる様は、面白いというかちょっと怖いというか…。
近所を通りかかったおじさんも、
「おお、今日はすげぇ賑やけぇな〜」
と、いつもはほとんど人のいない山里の、突然の人口密度アップぶりに喜んでました。
以前、別の地域の案山子祭りを見に行ったりしたこともあるんですけど、我が地域の案山子たち、初の試みの割にはとてもレベルが高い気がします。
時事ネタも織り込まれてるし、案山子自体も、案山子の動きもすごくリアルで面白い。
これは↓別の地域でみた案山子。
いわゆる、ザ・案山子的な感じですよね。
そしてこちら、我が地域の案山子たち。
リアル案山子たち。
何がいいって案山子に混ざって写真撮ると面白いっていうことです。
運営の方のセンスがステキ🌟
で、この案山子さんたち。
田んぼの中だけはなく、近くの横断歩道や我が家の庭にも立ってたり、道ばたの側溝をのぞきこんでる人も。
何も知らずに夜、車で通りかかって、そんな案山子たちに遭遇すると、
「わ、こんなところに人が!」
と、ビックリする方も結構いるようです。
(普段、このあたり人なんてほぼいないですし、案山子がリアルすぎるため)
我が家にいた案山子も、やっぱり慣れるのに1週間ぐらいかかりましたよねー。
窓から外を見て、
「ん? 誰か庭にいる?
誰か来たのかな?」
…いやいや、そうだ、案山子だった。
という感じで。
一番ビックリしたのは、朝、窓を開けてみると、前日は元気に農作業をしていたはずのおばちゃん案山子が、脳梗塞か何かで倒れていた時です。
この時も、案山子と分かっているはずなのに、
「わ❗おばちゃん! 大丈夫❗❓」
と、思わず「救急車❗救急車❗」と反射的に思っちゃいました。
もおー、ビックリさせないでよー😅
※ちなみに、この案山子祭り。何年か楽しませていただいたのですが、今は市の担当者さんが変わったせいなのか定かではないのですが終了しちゃったんです。とっても残念。面白かったのになー。
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