イエティと米寿のお祝い、そして金魚
「母ちゃーん💕
イエティ楽しみだねー💕」
次男ハルキが今日も元気に、意味不明に話しかけてきます。
「ん? イエティ?」
(えーと、イエティって何だっけ? 雪男だっけ?? そのイエティがどうしたんだっけ???)
話が通じない母にハルキが、
「ほらー、おばあちゃんのお祝いの時に…」
あ〜〜〜〜!
それか!
ハルキ、それ…
イエティじゃなくてマナティ😅
さて、なんでマナティが出てくるかと言いますと。
元気な義母は今年88才。
米寿のお祝いをすることになりました。
現在、義母は栃木、我が家は大分、義兄家族は香川に住んでいまして、みんなバラバラなので、真ん中(?)の香川に集合することになったのです。
そんな香川旅行の計画をしている時、YouTubeで安住紳一郎さんの日曜天国にゲストで来られていたマナティ研究家・菊池夢美さんのお話を聞いて、
「うおー、マナティ見てみたーい!」
と思ってしまった私。
でも、日本でマナティが見られるのはわずか4カ所なのです。
静岡「熱川バナナワニ園」
沖縄「美ら海水族館」
三重「鳥羽水族館」
香川「新屋島水族館」
え? 香川?
香川ーー❗❗
ちょうどこれから行くしー❗❗
なんとタイムリーなことよ🌟
というわけで、米寿祝いのついでにマナティも見に行こうー💕となったのでした。
水族館というと海の近くが定番だと思うのですが、こちらの新屋島水族館はなぜか山の上にあるんですよねー😅
山の上の駐車場からさらに少し登ったところに、
「こんなところに水族館?」
という感じで現れる、ちょっと不思議な水族館です。
海の近くの方がお世話しやすいんじゃないのか?など色々気になりますが、フツーに色々な海の生き物、川の生き物が展示されております。
さて。
今回の一番のお目当てマナティどこかなー?
マナティを発見して、喜んで近づいてみたものの、2頭のマナティは↑この状態で微動だにしません😅
(動画だったとしても、このままの状態がひたすら続きます💦)
全く動かないせいか、ギャラリーは誰もおらず、おかげさまでゆっくり近くで見ることができました💦
マナティというのは人魚伝説のモデルとなった動物と言われてます。
そして、イルカやクジラと同じく哺乳類で肺呼吸をするので、こうやってじーっと水中にいたとしても、時々息継ぎのために水面に上がってくるのです。
マナティ研究家・菊池夢美さんによると、その様子が、イルカやクジラみたいにバッファーーーーと豪快ではないので、野生のマナティは見つけるのが非常に難しいとのことでした。
でも、ここは水族館でガラス張りなので、その様子をしっかり見ることができます😊 うしし。
そして、その時こそが動くマナティを見られるチャンス❗
しばらく見ていると、1匹のマナティがそーっと水面近くに上がってきました。
お! 息継ぎするのか?
するんだな! 今!
すると、ゆっくりした動きでマナティは静かにポファっと息継ぎをしました。
うおおおおおぉぉぉ〜〜💕
地味ぃぃ〜〜〜😆😆😆
なんとも地味可愛いマナティでした💕
さて、そんなに大きな水族館ではないけど、なかなか個性的というか味のある新屋島水族館。
園内のお魚もイラスト入りで丁寧に説明されており、時間があればひとつひとつもっとゆっくり回りたい感じです。
もし、家の近くで年パスとかあれば、間違いなく通っちゃいますね😊🌟
そんな新屋島水族館。
帰ってから、次男ハルキに、
「水族館で一番よかったのは何?」
と、聞いてみたら、なんと、
「金魚❗❗」
と、即答でした😅
き、金魚て💦
水族館で一番良かったのが金魚て❗
では、その金魚を見ていただきましょう。
金魚は展示エリアとエサやりコーナーがありました。
ハルキが大喜びだったのはこちらの金魚のエサやりコーナーです。
金魚たちのあまりの勢いに、このまま水中から出てきて陸上動物に進化するのではないか、エサを食べるために足とか出てきちゃうんじゃないか、肺呼吸に進化していくのではないか、と思わずにはいられません😅
すると、長男アキラが、エサを陸上に置いて、
「陸に上がってくるかやってみよう」
と、実験を始めました。
そもそも今回は日本で4カ所しか見られない、珍しいマナティ目当てで行ったはずなのに、まさかの金魚がナンバーワンになるとは😅
確かに面白かったけどね💦
お近くの方でまた行ったことがない方、新屋島水族館オススメですよー💕