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2023夏休み・北海道旅行4日目🐻ウチダザリガニ見つけるどー❗

今回の旅の目的「ウチダザリガニ撲滅活動」
ついに目的の日がやってきました❗
天気は晴れ。バッチリです❗


ウチダザリガニを見つけるため、事前にネットで色々調べてみたのですが、ポツポツと情報はあるものの「ここに行けば絶対いるよ!」みたいなピンポイントなところが、なかなか見つけられません。

なるほどー。
でも「釧路川でガサガサ」と言われても
範囲が広すぎて見つけられるか不安…。


それでも色々調べていると下記YouTubeを発見し、どうやら屈斜路湖の和琴半島にいるようだ、ということが判明しました。


なので、まずは屈斜路湖の和琴半島へ。

行ってみると、湖畔がキャンプ場になっていて、水遊びしている人、カヌー乗ってる人、バーベキューしてる人、それぞれ自由に遊んでいてノンビリした空気の素敵なところでした🌟

みんな楽しそう💕

水の中には小さいお魚もたくさん。
写真奥に見えるのが和琴半島です。

我らの目標はまだ先!
進めー❗


水際をグルッと歩いて、和琴半島の付け根にところに到着すると、なんと湖の一角が温泉になってるのか、写真の草陰のところにおじさんが気持ちよさそうに浸かっています。

わー、面白い💕
入ってみたいけど、さすがに水着がないとココは入れないなー😅

おじさんは多分、ノー水着

今回の記事を書くにあたって改めて調べてみたら、写真右手に三日月型の湯船みたいなのがあるんですよ。そこがお風呂みたいなんですよね。私たちが行った時はそこにお湯は入ってませんでした。…おじさんが浸かってる近くの水を触ったら温かかったので、てっきりこの温泉マークの下が温泉だと思ったんですが…😅 実際はどうだったんだろう!? 気になるーー😆



温泉も気になりましたが、私たちの目的はウチダザリガニなので、さらに奥へずんずん進みます。
そして、

「あれ? ここYouTubeで見たところに似てない?」
「いるんじゃない?」

というスポットを発見したので、持参したザリガニ釣りの道具を出して、いざ、捕獲スタート❗

水の中にはエビがいっぱい。
ウチダザリガニの姿は見えないけど
岩の下にいるような気がする。
エサにつられて出てきたー❗
獲ったどーーー❗
思ったより小さめでしたが、
何匹か次々にゲット❗


いや〜、ザリガニ釣り楽しいな〜💖


そんなわけで、そもそも「やりたい」と言ってた次男ハルキ(10歳)よりも、私(50代)の方が楽しくなってしまい、だんだんハルキほったらかしで熱中する始末。
肝心のハルキは、田舎育ちのくせにインドア派なので、まわりにブンブン飛び回っているハチやアブが怖い、怖いと逃げ腰モード。

写真撮ろうとしてるのに
ハチが来たとか言って逃げるハルキ💦


挙げ句の果てに、後ろの茂みがガサガサして、

「熊かもしれない! 怖い!
 なんか黒い生き物がいた!」

と、ビビりまくりです。

さすがに熊は私も怖いので、そーっとガサガサの方を見てみると、確かに黒い生き物がいたんですが、熊のサイズではないみたい。
サイズ的には猫かな?と思ったところ、チラ見えした胴体が…長っ!

黒いイタチみたいな生物でした。

怖がりのハルキは、

「ねー、もう帰ろうよおーー」


何かっつーとすぐに帰りたがる次男ハルキ。
おまえ、絶対漁師とか無理やろ!
母ちゃん、まだザリガニ釣りしたいのにいぃーー!


とはいえ、ほんとに熊が出てきたら怖いので、私としてはまだまだ遊び足りない感じでしたが、ここは撤収することにしました。


そして、そもそも今回の旅は「ウチダザリガニの撲滅」が目的だったので、捕まえたザリガニさんたちの息の根をとめないといけないわけですが、誰がやるのか、という話になった途端、

「母ちゃんヤダよ」
「ボクもヤダ」

と、誰もやりたがらず、結局、

キャッチアンドリリース💦


ということで、念願のウチダザリガニ釣りは平和のうちに終了したのでした😅



さて、このように見事ウチダザリガニを発見して旅の目的が達成(撲滅はしてないけど💦)したわけですが、もし見つけられなかったら…という時のために、母としては入念にプランBも用意していました。

それは、釧路川をカヌーで下りながら生き物探索もできるツアーに参加するという作戦です。

素人には簡単にウチダザリガニ見つけられないかも知れない、でも現地のガイドさんなら、ウチダザリガニスポットにも詳しいのではないかということで、申込時に質問もしてみたら

期待の持てるお返事💕が来たので、ワクワクが高まります😊

ところが楽しみにしていたカヌー。
前日の天気予報がいまいち…どころか、ピンポイントでカヌー体験時間が雨&雷予報だったのです😱

カヌー体験時間。
15:30〜17:30。
どういう嫌がらせなんでしょうか😱


天気が悪いと中止になっちゃうのかな? 困ったなーと思いましたが、今回は天に見放されず😅なんとかツアー開始の15時半、お天気は大丈夫でした❗ わーい💕 わーい💕

いざ出発!

以下、ガイドさんとのやり取りも書いてるので、ひょっとしたらこれからツアー参加の方は聞かない方がいい話も含まれているかもしれません。該当される方は十分にご注意ください😅


ツアーがスタートすると、なぜかクイズタイムがスタート。

👨「さて問題です。冬はあそこに見える島に歩いて渡ることができます。なぜでしょう?」
 
え? 干潮ってこと?
いや、ここは湖だから干潮とかないか…ん〜〜わかりません💦


👨「凍るからです」

おおおー。
なるほどおーー!

👨「そんな寒い冬ですが島ではコオロギの声が聞こえます。なぜでしょう?」
 
「幻聴ですか?」


👨「ちがいます」

「あ! わかった、温泉だ!(さっき、和琴半島でおじさんが温泉に入ってたのを思い出しました)」


👨「まあ、そうですね。ここはカルデラ湖で噴火口なんです。だから冬でもマグマの影響で温かいんですね」

ほおお。

👨「知ってるアイヌ語はありますか?」

「ジンギスカン?」


👨「違います」

うーん、アイヌ語ってなんだろ、思いつかないなー??


👨「ところで、ここは川の始まりが見られるという珍しい場所になるんですけど、始まり、という名前のアイヌ語はなんでしょう?」

「ジンギスカン?」

👨「違います。屈斜路、です。まあ漢字は当て字ですけどね」

おおおーーー。
だから、屈斜路湖って言うんですね❗
勉強になるう〜〜。

ここが釧路川の始まり地点(くっしゃろ)


そんな感じでカヌーツアーに出発です!
屈斜路地点の橋をくぐると、まさにリアルジャングルクルーズですね❗

去年は次男ハルキ、初めてのディズニーランドでジャングルクルーズを体験しましたが、今年はついにリアル版です❗ やったー。

水の透明度がすごいんです!
なんて贅沢なカヌークルーズ❗


でも、このリアルジャングルクルーズ。
楽しいばっかりじゃなかったのです。

スタートすると、いきなりアブたちの洗礼を受けることに。

「え?? アブってこんなにたくさんいるものなの!?」


夕方や雨が降る前にたくさん出てくるというアブが、まさにその条件にピッタリの今、私とハルキにブンブンと大群で襲いかかってくるのです😱😱😱

『弱虫ペダル』(渡辺航)より
*このアブは虫じゃなくて筋肉の意味ですが…。


最初、皮膚が露出しているところを次々とガブガブされるので、

「ぎやああーー」

「どっか行ってえーー」

「怖いいいーーー」

と、ほとんどヒッチコック映画のように、2人でアブを振り払おうと暴れていたのですが、

映画「鳥」(ヒッチコック)より
イメージです。


👨「動けば動くほど、他のアブも集まるからじっとしていてください」

と、言われ、でも、じっとしてろと言われても、なかなかこういう状況でじっとするのって難しいじゃないですかー😱 怖いよー😱


👨「動かずに静かにしておいて、ガブッとされたらその時にその一匹だけそっと振り払えばいいんです」

そ、そんな簡単におっしゃいますけど💦
今、まさにやられるかもしれないのに、じっと動かずにいるっていうのは難しいわあーー。
気分的にはこんな感じ↓

「動いちゃダメ!」


ちなみに、虫除けのオニヤンマ君をつけていたハルキの方が被害が少なかったです。
私は…ホテルに置き忘れてつけてなかったので、アブの攻撃がハルキより多かったような気がします😱

…せっかく買ったのに、なんで、肝心な時に忘れるかなぁ💦


景色は素晴らしいのですが、あまりにアブの攻撃が激しいので、

「もー、ほんと、なんでアブってこんなに攻撃してくるんですかねー」

と、私がプンスカしてると、

👨「でも、別にあとで痒くなったりしないから大丈夫ですよ」

と、言われ、

これまでの私のイメージだとアブに噛まれた後って痒くなったり腫れたりするんだと思ってたんですけど、この時10カ所以上やられましたが、確かに噛まれた時はちょっと痛かったけど、その後は全然平気でした。

さらに、

👨「蚊もね…刺された後、痒くならなければ、いくらでも血を吸わせてあげるんですけどね」

と、ナウシカのような虫愛でる発言をするガイドさん。

え? そ、そうですか!?
んーーー、まあ、でも確かに。
痒くならないんだったら別にいいか😐


👨「でしょ? 痒くならなければ蚊も殺される危険性がなくなるのに」

なるほどー。
そうすれば、こっちは痒くならない、蚊は殺される危険性なく血を吸える。Win-Winみたいな?


👨「そう、ヒトから血を吸うときに痒くならない。そうであれば双方にとってよかったんですけどね…でも、この世に完璧なことなんてないんですよ(遠い目)」

うーむ。
なんかアブと蚊の話から壮大に哲学的な話になっていきました😅


👨「ま、せっかく来てくれたんだし、この屈斜路湖にまさりさんのDNAを残していってください」

なんでや。

いやです💦

っていうか、アブにDNA残していってもあんまり意味ないですよね💦


その後、カワセミやシマエナガを目撃した時にも、ガイドさんは「カワセミはどうして青いのか」「シマエナガはどうして白いのか」「シマエナガはあんなに可愛い顔して肉食」「カワセミが人前に出てくるのは縄張り意識のせい」等々、色々とレクチャーしてくれまして、とても勉強になりました🌟

👨「生物の形には意味があるんですよ。生物は機能を追求していくと、どんどん美しくなりますよね。人間は…作業着のおっさんになっちゃうけど」

…悲しい😭




さて、カヌーは少し浅瀬になったウチダザリガニスポットに到着しました。
ガイドさんは、

👨「よし、じゃあ降りて、一緒に探してみようか!」

と、ハルキを誘ってジャブジャブ川に入っていきました。

木の陰になってるあたりにいるみたいです。
ウチダザリガニ探し中。
「ここにいるぞー」


見つけたよー❗


そして、今まで網で捕獲するだけ、素手で持ったことがないハルキのために、ザリガニの持ち方もレクチャーしてくれました。

👨「ほら、見ててねー」

👨「後ろからこうやって持てば、ハサミは届かないんだよ」

ハルキ「ほんとに?」

👨「ほら、持ってごらん」

恐る恐るウチダさんを持ってみるハルキ。


ウチダさん「離せえぇーーぐわあぁー」

ハルキ「ほんとだ、持てたー」


川の中、ひときわ青いウチダさんがキレイです。

青いバルタン星人みたい。


このスポットにはウチダザリガニがたくさんいるみたいで、ガイドさんとハルキの2人で次々に捕まえてきます。

どれぐらい捕まえたのかなー?と思ってバケツを覗いてみたら…

え! 多すぎない!?😅


あれ? こんなに獲ったっけ?


明らかに獲ってた量より多いんですが、どうやらガイドさんが事前に何匹か捕まえていてくれたみたいです。

私たちがわざわざ九州からウチダザリガニを目当てに来てるのに、万が一、見つからなかったら…と心配してくれたんでしょうね。

なんて素敵な心遣い💕
ありがとうございます💕



ウチダさん以外にも魚やエビも捕まえました🌟
2人で「獲ったどー❗」


ここでも撲滅はせず、
キャッチアンドリリース💕


そして、ほとんどゴール間近のところで、

ゴロゴロゴロゴロ⚡︎


雷が鳴り始めました。

雨も降り始めたので、ゴール地点に待っててくれたお迎えの車に急いで乗って撤収!です。


いやー。
当初は雨予報だったので、場合によってはツアー中止かキャンセルか…と思ってたのですが、ギリギリお天気もってくれて、念願のウチダザリガニ(しかも大きいのや青いの)もたくさん見つけられて大満足の楽しいツアーでした💕

ガイドさん、ありがとうございました😊

雨が降ってきたのでカッパ着用。
そして最後までアブに襲われる私たち


今回ツアーをお願いした屈斜路湖ecoツアーズさん。
川下りだけじゃなくて、今回みたいに生き物探しもできるし、魚釣りなども楽しめるそうです。
ガイドさんの話も面白いし😆四季折々雄大な自然を楽しめる屈斜路湖。
是非また行きたいなー💕


そして帰り道。
屈斜路湖からホテルのある阿寒湖までは1時間ぐらいです。
見送られる時に、

「シカに気をつけてくださいねー🌟」

と、言われたんですが、確かに、帰りもたくさん見かけました😅


さて、私もハルキも体力的には1日たっぷり遊んで疲れ果ててるはずなんですが、あまりにもカヌーツアーが楽しすぎて興奮状態が続き、帰り道もテンションがなかなか下がりません。

インドアハルキなんて、いつもだったら「車に乗ったら即・爆睡コース」のはずなんですが、

「ウチダザリガニすごかったね!」

「アブ、怖かったね!」


と、帰り道もずーーーーっとおしゃべりしてて、よっぽど楽しかったんだなーというのが伝わってきました😊

うんうん、良かった💕 良かったね💕
思い切って(お金いっぱいかかったけど)北海道来て良かったね💕

空とまっすぐな道が気持ちいいなー。


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