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難しさを感じる瞬間

 年齢的に後輩もしくは新人への指導(とはいえ大したことは本当にしていない)をするようになっている。

 自分自身、採用されてから教えてくれる方がいたことで、本当に助かっている。感謝しなくちゃならない。

 せめて自分が学んだことは、後輩に伝えていかなくてはならない。いいことも、悪いことも。それが自分の勤めである。

 私的に、教え方には2種類ある

① 背中を見せる型

② おしゃべり型

①はあまり今の若い者(オッサンや)にはあまり通用しない人が多い。「あ、そういうことをすると組織として喜ばれるんだ」「よりよくするために、あの人はこういう取り組みをしてくれているんだ。自分から言わないけどな」なんて感じる人は本当に少ない。逆に、①のような事を見てやろうとする人は、吸収が早い。

②は、あたかも正論を述べる。そうすると安心して行動に移せる、真似すればいいんだと背中を押されたような気分になる。即効性があると言っていい。

②が私はすごく苦手。大したことをしていないだけに、説明が難しい。「何で?」という質問に答えられない。決まって答えは「こうしてあげたほうが相手にいいと思うから」だ。


①ばかりだと理解をしてもらうことが難しい。②ばかりだと、新人や後輩が考える機会を奪ってしまいそう。。。

どちらにせよ、大人を教えるということは、かなり大変だということだ。

明日、また一つ歳を取る。

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