英語学習で「楽しい」を目的にすると100%挫折するよって話😊
やあ、ぼくは「英会話の伝道師」だよ。
いきなりなんだけど、きみは英語学習で何を目的にしている❓
英語の勉強の目的として "Just for fun(楽しいから)" を掲げている人は、ややキケンなニオイを感じるので、ぼくから警鐘を鳴らしておこう……。
英語の勉強には、楽しいこともあれば、楽しくないこともある。
そこで「楽しい勉強」だけをやろうとすると、どうしても知識の範囲が偏ってしまったり、一定レベル以上から成長できなかったり、他力本願になっちまう可能性がある。まあとにかく色々とマズイんだ。
別に、英語を楽しむのがダメって言ってるわけじゃないぜ!?
英語を学ぶ「目的」として「楽しければ何でもいいや」と考えてしまうと、いろいろマズイことが起こるので気を付けようねって話。
今回の記事を最後まで読むと、
◆ 英語を本当の意味で楽しめるようになる
◆ 英語学習で成長できる体質になる
◆「楽しいから」以外で英語学習の目的を見つけられる
これら3つのメリットをきみは得るだろう。
てなわけでさっそく行ってみようか。
💎 英語の楽しさは目的ではなく「学習の前提」
英語学習って、すぐに楽しめる人と楽しみづらい人に分かれるんだよね。
教える立場としていろんな人を見てると、なんか妙に辛そうな感じで英語を "勉強させられてる人" っているんだわ(笑)
本来、勉強というのは贅沢なもので、昔の子供は家業である農作業の手伝いをひたすらやらされていて、その合間に勉強をする許可を与えられていた。
たとえば雨の日は田んぼがぬかるんでいて、やることも特にないから親に「今日は勉強を "してもよろしい"👸」とか言われていた。
で、勉強の許可を得た子供は「やった!!!!勉強ができる!!!!!✨」と、大喜びで机に向かってせっせと本を読んでいたらしい。
まあ上記のエピソードはうちの親戚の女性の話なんだけども、その人は東大理科三類に現役合格を果たしている(弟は一浪して東大文科一類に合格)。
・・・って感じで、本当に勉強ができる人々っていうのは、勉強を「しなければならないもの」ではなく「ありがたいもの」として考えているんだわ😅
ちなみにぼくは受験生の頃、勉強が苦痛で仕方がなく、いくらやっても成績は伸びず、ただひたすら「苦行」ととらえていたんで、まあ大した結果も出ずに、滑り止めの大学に受かって終了した(笑) まあそれはそれで後悔はしてないから別に良いんだけど。
大人になってからの英語学習も、根本はコレと同じ。
かつて林先生が勉強嫌いな受験生に「嫌ならやめなさい、勉強は贅沢なんだから」と言い放ったのは有名だけど、実際、勉強してどんどん新たな知識を獲得していく喜びは、昔の人にとっては "貴重な体験" だったんだわ。
かの二宮金次郎だって、薪を背中にしょって歩きながら本を読む描写で知られているけど、あれは別に勉強を強制されていた訳ではなく、自ら進んで勉強をしまくることで「将来こんなことをしたい」という姿を明確に持っていたわけじゃん???
彼は地域の農業が水害で軒並みやられて、実家の父親も病気で倒れて、貧しい環境下で親戚中をたらい回しにされ、邪魔者扱いされつつも、「勉強してこの地域の農業を立て直すぞ❗❗」という強い決意を胸に秘めていたという。
自分の使命が明確で、そのための手段として勉強をし、学べるものは片っ端から学んでいった結果として、大勢の人々を救うに至ったという。
これと同じ信念を、現代の日本の英語学習者たちが持っているかといったら、正直かなり微妙なところなのよね・・・。
今や英語が完全に「ビジネス」として利用されているため、業者はなるべく多くの利益を出すために「英語はカンタンだよ!」「誰でもラクして字幕無しで洋画を楽しめるよ!」とかいう台詞を平然と吐くようになってる。
英語を学んで世界を良くしよう、みたいな理念に基づく訳でもなく、あくまで自分が楽しむために、自分の利益を最優先に考えるような「お客様精神」をいたずらに刺激するような宣伝広告が多い。
そういうCMがあちこちで打たれまくった結果、近頃の「消費者」たちは、英語に対して必要以上に「楽しさ」を求めるようになっちまっただ……👨🌾
そして、楽しく教えてくれない学校教師は全員悪、みたいな感じで、自分の努力不足を棚に上げ、都合の悪いことは人のせいにしようとする人間が増えている。これは昨今のSNSの様子を見れば一目瞭然だろう。
まあね、英会話には確かに "楽しい" 要素も多々あるし、それはぼくもアピールしているんだけど、その "楽しい" 自体が目的になってしまうと、肝心の英語の実力が一定レベルから上がらなくなってしまうんよ💦
どちらかっていうと、英語学習における「楽しさ」は前提条件としてあるもので、知識が増える喜びとか、多くの知識を使いこなせるワクワク感とか、そういうのを基盤として、さらなる高みを目指して欲しいんだよな~~。
💎 英語学習の楽しさの正体は幸せホルモン
では、英語における「楽しさ」とは何なのか?
そもそも結局のところ、ぼくらは人生において「幸せになること」をひとつの目的として追求することが "是" だとされている。
しかし、この「幸せ」というのは非常に抽象的な領域にあり、複雑な要素が絡み合って、半ば偶発的に、漠然と感じ取るしかないものだ。
意図的に「さあ、幸せを感じよう!!!」とか命令されたって、感情は思い通りにコントロールできないし、具体的な数値に表すことも不可能だよね。
もしも意図的に幸せを感じたいのであれば、それこそ注射器で脱法ドラッグを打ち込んだり、大麻やらLSDをキメたりして、身体に負担をかけることになる。それはいろいろとマズイ・・・。
幸せとか楽しさとは、努力で成し遂げるべき「目的」ではなく、あくまで「前提条件」として今この瞬間に存在するものなのだとぼくは思う。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」
上記のことわざにある通り、今がどんな状況に置かれていても、心の状態が健全でありさえすれば、いくらでも幸せや楽しさを味わうことができる。
健全な心理状態で英語を学ぶからこそ、ぼくらは「英語が楽しい」と素直に思えてくるのだろう。
まあ英語に限らず、勉強はなんでもそうだけどね。
要は知識欲をいかに満たせるかという一種のゲーム性を追求しているのだ。
結果も大事だけど、大人の勉強はそれ以上にプロセスも大事。
💎 未来は現状の英語学習の積み重ねの先にある
英語学習の目的に「楽しい」を挙げてしまうことの弊害がもう1つある。
それは、「英語をやっている時が楽しい」と思ってしまうと「英語をやっていない時は楽しくない」という条件付けがされてしまうことだ。
「英語ペラペラになれば自分は幸せになれる」という条件付けも同じで、「英語ペラペラではない今の自分は不幸😖」と、現状を否定し続けることになってしまう……。これはよろしくない。
なぜなら未来は現状の積み重ねの先にあるから。
時間軸で行ったら、「過去→現在→未来」の順に流れているわけで、それなら現時点での自分が不幸だったら、未来も当然、不幸のままだ。
なので少し考え方を変えてみよう。
「今も楽しいけど、未来はもっと楽しくなる❗」という感じで、現状を肯定しつつ、さらに理想に満たされた未来をイメージすると良いと思う。
そうすれば、過剰に現在の自分に執着して変化を怖がることもないし、未来に希望を持って前進を続けられるからね。
そういうマインドを持っている人かな。
順調に英語力を伸ばしていけるのは。
💎 まとめ
今回の内容は抽象的だったけど、英語学習のモチベーションとしてはかなり重要なコアの部分をお伝えした気がするぞ。
まとめると、
① 英語学習において「楽しさ」は目的ではなく前提。使命感を持とう✨
② 幸せホルモンをドバドバ分泌させよう✨
③ 現状の自分を肯定しつつ、未来はもっと良くなると信じよう✨
こんな感じ。
ぼくが見てきた限りでは、しっかり実力を伸ばしている人ほど、上記の3つのマインドセットが整っている。
モチベーションに関しては、細かいことを語るとキリがないんだけど、ぜひ参考の1つにしてみて欲しいね!
ぼくは個人で濃厚なメルマガもやっているけど、英語初心者の人にはかなりグッとくるであろう内容が書かれている。
ぼくの留学体験記や、過去の英語学習から学んだ生々しい教訓については、メインブログにて案内をしているので、これから英語を始めて最短で目標を達成したい人は、以下のキーワードを検索してみると良いよ🔍✨
今回も最後まで読んでくれてありがとう👍
まさぽん(a.k.a. 英会話の伝道師)
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