
眠れない夜の味方、音楽。
こんばんは。シリアスファイターです。
こちらの記事を読んでいるそこのあなた。
寝付きはいい方ですか?
最近眠れてますか?
そんなあなたにオススメのよく眠れる枕やベッドの1つでも紹介して、たくさん売れて裕福になる可能性は0ではありませんが、あいにく私はそんな夢想家ではありません。
かと言って、別に不眠に悩まされている訳でもありません。
むしろ布団に入ったら寝付きは良い方で、1日6時間は確実に眠れています。
そんな私ですが、不定期で、眠れない夜がやってきます。
いや、正確には寝付きは良いので最初は眠るのですが、何のきっかけもなく夜中にふわっと目が覚めてしまうことがあります。
で、そのまま眠れなくなる。
そんな夜に、大好きな音楽がこの上なく味方になることがあります。
でも、朝になると忘れてることも結構あって・・・。
と、前置きが長くなりましたが、この感覚に到る自分を、ふと思い立って言葉にしてみたのがこの記事です。
普段の自分の記事とテイストが違いすぎるため、もういよいよ需要あるのかとも思いますが、言葉にしてみたくて仕方ない期に入っているのでやってみます。
お付き合いいただける方は是非、それでは↓
zzzzzzzz…、はっ!ふと目が覚めた。
まだ天井が暗い・・・。夜中だな。
ふと起きてしまった。
あまり思い出せないけど、服が少し汗ばんでいるから、あまりよくない夢を見ていたような気がする・・・。
なんだか胸がザワザワする。
時計を見たい気もしたが、当然目覚ましが鳴った訳もないだろうし、これで1時とか2時とかだったら全然眠れてなくて逆にショックを受け、心の負担が増して余計眠れないというめんどくさい心持ちになるからそれはやめよう。
とにかく、明日も仕事だしまだ寝なくちゃ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
眠れない。胸がザワザワし続けている。
こういう時私はまず、呼吸の音に耳を傾ける。
何とかして眠らなくては・・・!という脅迫観念だったり、「余計なことを考えないようにしよう」と「考える」ことは、逆に眠りを妨げる。
ただひたすらに、自然と腹式呼吸が行われている音、酸素で肺が満たされていく感覚に集中する。
これで眠れる時はいい。なんてことない。
でも、これでも眠れない時は地獄の始まり。
眠れない時間の蓄積に応じて、段々と「余計なこと」が頭を駆け巡る。
明日の仕事のこと、人間関係のこと、全く脈絡なく、昔誰かの言葉に傷ついたり、逆に傷つけてしまったこと、まるで走馬灯のように頭の中をぐるぐるぐるぐる……
もう無理せずに布団から起き上がってしまおうという考えもよぎるが、身体は長い間布団に預けているためとても重い。
でも眠れないため、段々と掛け布団や毛布が煩わしくなる。でも、冬は寒いから結局手放せない。結果的に腕だけ出したり引っ込めたりするのだが、変な動きが加わるせいで余計眠れない。
最悪だ。
もう人生で一番の不幸を背負ってるかのような気持ちになる。
眠れない。
そんな時の最終手段として、私はヘッドホンをして音楽を聞く。
ここで聞くのはヒーリングミュージックとか、いわゆる「眠れることを売りにした音楽」ではない。
あくまでも普段自分がよく聞く音楽、主にロックだ。
ロックはいつだって聞く時は「ひとり」。
だからこういうひとりぼっちで取り残された夜には、ロックはこれ以上ないくらい心強い味方になる。
眠れない惨めな姿をありのまま曝け出しながら、そっと寄り添ってくれる感じがする。
そんな曲に無心で浸るうちに、自分のひどく惨めな姿に向き合っているはずなのに、そんな自分も自分だよな、と自然と心が安らいで、身体が軽くなるような感覚に陥る。
明確に、「大丈夫!」とか「よっしゃ眠れる!」という感覚に切り替わるポイントがあるわけではない。
あくまでもなだらかに、ゆっくりと、何か許されていくというか、まだ生きていけそうな感覚が身体を満たしていく・・・
・・・、いつの間にか、付けていたヘッドホンは外れ、目覚ましが鳴っていた。
朝がきた。
なんか昨日の夜は、とてつもなく怖くて不安だった気がするけど、なんだったっけ?
まあいいか。
新しい1日が始まる。
今回は以上です。
眠れない夜にということで書きましたが、いつも、ひとりの自分に寄り添って救ってくれる(というか「救われたような気持ちに勝手になる」の方が近いかも?)というのも、自分が音楽に、特にロックにに惹かれる要因の1つだと、当たり前のようにまた思い直しました。
最後に、自分がそういう夜によく聞く曲を、20曲くらいに絞ってサブスクで拾ってみたので貼っておきます。
最後までお付き合いいただいたそこのあなた、本当にありがとうございました。