世古口正臣@美里ヒルズ施設長
2018年の1年間(春号、夏号、秋号、冬号)「メディサポ」にて4回に渡って「施設の介護を考える」というシリーズ特集記事が掲載されました。その4回を記事をマガジンにまとめました。
ユニットリーダー研修の実地研修施設に認定を受けたのが平成20年10月、それから今日までの12年間、全国の介護施設から1年間に約80名の方を実習生として受け入れています これまで、378施設682名のリーダークラスの職員さんとそれぞれの施設の課題、改善に向けた計画、抱えている悩みについて対話をしてきました 私自身にとっても、すごく良い経験になっています 実習生さんの皆さんは、期間中に現場の介護職員さんやユニットリーダーだけでなく、ワタクシ施設長、生活相談員やケアマネ、看護
2019年7月28日(日)に初開催となった「美里ヒルズ実践報告会」 最近の介護業界には、なにかと暗いニュースばかりが取り沙汰されており、世間的にもイメージが悪いとされています 「いやいや現場は違う!!」 排泄や食事のお世話をすることだけが介護の仕事ではありません、身体が不自由になったり認知症になったりで、いろんなことをあきらめてきたお年寄りや家族の夢を叶える仕事なんだと、現場の職員が飾らない言葉で地域の皆さんに語る会にしたいとスタートしました 三重県津市にある、いち施
モチベーションをアップさせるためにやっていること先日、とある講座に登壇した際に質疑応答のコーナーにて現場の方からこんな質問を受けました 私の施設は、若い子が多く人手不足のなか、なかなか理想の介護や看護ができない状況にあって、それでもそんな中でも利用者の皆さんに、少しでもより良い生活を送ってほしいと願う職員もいるのですが、そういう職員はごく一部で、大多数の中に埋もれてしまっている状況です そんな職員でも前向きになれるように、モチベーションをアップさせるためにやっていることが
前回は「時間を無駄にしない会議の作り方」というテーマで記事を書きましたが、その中でチャットツールの可能性について触れました 今回は、美里ヒルズで取り組んでいる「介護現場の生産性向上プロジェクト~社内コミュニケーション促進化~」について触れていきたいと思います 取り組みの背景組織活動において、報告・連絡・相談等の社内コミュニケーションが円滑にできるかどうかは、とても重要なポイントであることは言うまでもありません 平日のみ、8:30から17:30の勤務体制ですすめている標準
リーダー研修の実習生さんや美里ヒルズに見学に来られる現場の皆さんから、施設での会議について質問を受けることが少なくありません 今回は、そんな皆さんに回答した内容について整理してみました 会議が無駄じゃなくて、無駄な会議が無駄なのです施設で会議が多くて大変なんです、会議で参加者が発言しないんです、報告だけで終わっちゃう会議ばっかりなんです できるだけ会議は少ない方がいいとか、会議は無駄だととか、いろんな意見もありますが、その前に無駄な会議をやっているから無駄と感じるのでは
先日、ユニット型施設を新設される予定の、とある法人の職員さんという方から電話があり、「今度、ユニット型を開設するのですが、初めてのことでいろいろわからないことがあり、お電話させていただきました。制服は必要ですか?」と質問を受けました 制服か私服かについては、いろんな事業所や法人の考え方があり、意見が分かれると思いますが、あくまでも私自身の見解、美里ヒルズでの考え方を回答しました 新しい施設は、どんなコンセプトですか?介護職員に接客業のように入居者をお客さまとして接して、介
※この記事は、以前に別のサイトにアップした記事を、そのサイトの閉鎖に伴って内容を編集し直してこちらにアップしたものです 前回の記事では、ユニット型施設と従来型施設の建物の違いから、夜勤体制を考えた場合、どっちがいいのかを整理してみました。 今回の記事は、その後半戦です。 前半戦の記事はこちら↓ 8時間夜勤が組める条件と組み方のルール 前半戦の記事でもお伝えしたように、どんな条件でも8時間夜勤が機能するかといえば、そうではありません。8時間夜勤を組むための最低条件や、組
※この記事は、以前に別のサイトにアップした記事を、そのサイトの閉鎖に伴って内容を編集し直してこちらにアップしたものです 美里ヒルズに見学に来られる方や実習生からいただく質問のなかで多いのが、夜勤体制に関することです。 「8時間夜勤ってどうですか?」 「16時間夜勤じゃダメですか?」 というわけで、今回は従来型施設とユニット型施設の建物の構造の違いから、夜勤体制の基本的な考え方を整理していきたいと思います。 介護施設の夜勤パターンまず、よくある16時間夜勤というのは、夕
2018年の1年間(春号、夏号、秋号、冬号)「メディサポ」にて4回に渡って「施設の介護を考える」という特集記事が掲載されました。 今回は最終回冬号の掲載記事をご紹介致します。
2018年の1年間(春号、夏号、秋号、冬号)「メディサポ」にて4回に渡って「施設の介護を考える」という特集記事が掲載されました。 今回は第3回秋号の掲載記事をご紹介致します。
2018年の1年間(春号、夏号、秋号、冬号)「メディサポ」にて4回に渡って「施設の介護を考える」という特集記事が掲載されました。 今回は第2回夏号の掲載記事をご紹介致します。 信頼関係を気づくために必要なこと
2018年の1年間(春号、夏号、秋号、冬号)「メディサポ」にて4回に渡って「施設の介護を考える」という特集記事が掲載されました。 今回は第1回春号の掲載記事をご紹介致します。 「仕方がない」が「ここの暮らしも悪くない」に変わるユニットケア
ユニット型特養の夜勤は、2ユニットに対して1人の夜勤者を配置する体制であるため、日中(早番〜遅番)は各ユニットの職員で、夜間は隣り合うユニットの協力ユニット体制で夜勤を組むことが主流です そんな中、隣り合うユニットとどう協力関係を築いていけばいいか、悩ましい思いを抱えているユニットリーダーさんも多いはず 実際に悩んでいたユニットリーダーさんたちの話をじっくり聞く中で、私なりに施設管理者の立場で思うことや考えについて回答した内容をまとめてみました そっちは人が多いんだから
特別養護老人ホームについては、これまでから入居者・利用者の皆さんの過ごす場所としての介護施設のあり方や、入居者・利用者の皆さんに対する介護職員のスタンスが問われてきました 見学や実習生の皆さんとのやりとりの中で、よく話題に上がるのが、入居者・利用者の皆さんと家族のような温かい関係を築く…という考え方についてです 今回はこの点についてまとめてみました 私たちは、どこまでいっても家族にはなれないまず何よりも、入居者・利用者の皆さんは、私たちが家族のように接することを望んでい
最近は、特別養護老人ホームの施設長として施設運営をしている合間に、いろいろとお手伝いさせていただく機会が増えてきました 1. 県老施協、県介護福祉士会研修講師・ユニットケア研修 (新人向け、リーダー向け) ・個別ケア研修 ・24Hシート研修 三重県老人福祉施設協会、三重県介護福祉士会、三重県社会福祉協議会、福井県老人福祉施設協議会、愛知県老人福祉施設協議会、各業界団体様より、会員様向けの研修講師としてお呼びいただいております 2時間コースや3時間コース、ご要望に応じて対応可
ユニット型特養の基準省令について書いたnoteについて、他の事業形態ではどうかと質問をいただくことが多いので、補完する意味でユニット型ショートステイとユニット型老健についても、整理しておきたいと思います。 ユニット型短期入所生活介護事業所(ショートステイ) 第五節 小規模生活単位型指定短期入所生活介護の事業の基本方針並びに設備及び運営に関する基準 (基本方針) 第140条の3 小規模生活単位型指定短期入所生活介護の事業は、利用者一人一人の意思及び人格を尊重し、