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周りを不幸にする、幸福な漢の話
短編初投稿小説 エピソード 7
ベトナムでのお金が無いなりにも日々何かを感じ、何かを得ていた。
そうなのだ、此処ベトナムでのせいかつは漢にとって心の栄養満点な生活を日々送れる場所なのだ、その快適な生活も気づけば早2ヶ月が過ぎていたのだった、漢はふと思った。
このまま此処で人生を送るのも悪くは無いっていうか、もしかしたら日本よりも自分らしさを持って生きて行ける様に思っていた。
後に日本で好きなTV番組の一つになった【ウルルン滞在記♬】ってあったが、この漢は既にその番組の様な旅?では収まらない正に滞在記を各国でしていたのである。
そんなある日、ビザの日にちが迫っていた事にハッ!とし一時帰国をして日本で少しアルバイトでも掛け持ちして、旅?滞在記?の資金を多少貯めて再開するのもアリなのかなという思いをいきなり思い、抱き散々お世話になったフォン母子との別れを選択した。
ここでもまた、この漢の身勝手な我が儘放題の性格が爆走したのだ、母子には故郷日本に居る母が体を壊したので急に帰国しなくてはならなくなった事に。
この漢は自分の事が一番大事で、一番可愛くて、自分の都合で平気で
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