軍人、飛行機王、大臣の三つの人生を生きた男を読んでる
今、高橋奉隆著の『中島知久平』を読んでいる。
この人物は、海軍の軍人であったが、戦時中に飛行機の会社を立ち上げ、吹けば飛ぶような小さな企業を、大企業に押し上げ、大臣にまでなった。
この中島知久平を扱っている小説『戦翼のアルチザン』を読んだことがある。そこでは、中島を先見の明を持った温和ながらも、謎めいた人物として扱っている。
今読んでいる本の第一章では、中島の生い立ち、軍人になるための試験で苦戦し、挫折する様が書かれている。
一大成功者としてのイメージを持っていたので、勉強は元から並外れていると思っていたが違った。
とてつもない努力家だった。
もっと読み進めていこうと思う。