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暑い秋から普通の冬になる

今年(2024年)の秋は、統計開始以降で最も暑い秋だったようです。

気象庁発表

気象庁発表は以下のとおりです。

気象庁は2日、今年の秋(9~11月)の日本の平均気温が平年より1.97度高かったと発表した。1898年の統計開始以降で最高だった昨年(プラス1.39度)を大きく上回り、3年連続で最も暑い秋となった。過去最高だった夏から暑さが続いた一方、最新の3カ月予報では、冬は全国的にほぼ平年並みの寒さになる見通し。寒暖差が大きく、四季を感じづらい傾向が続いている。

上記より筆者引用。

1.97℃しか違わないのか、と思いたくなりはするものですが、平均ですからね。
あまり大差のなかった沖縄を含めての平均です。

詳しくみると

詳しくみると、体感に合致していきます。

気象庁は2日(月)、秋(9~11月)の天候のまとめを発表した。暖かい空気に覆われやすかったため、全国的に気温がかなり高かった。秋の平均気温平年差は、東日本で+2.4℃、西日本で+2.5℃、沖縄・奄美で+1.4℃となり、1946年の統計開始以降、それぞれ秋として1位の高温となった。

上記より筆者引用。

本州はやはり暑かったのです。
沖縄も暑かったですが、元々暑いですからね。

なお、全国153の気象台等のうち120地点で、秋の平均気温が歴代1位の高温となった(タイ記録4地点を含む)。地球温暖化等の長期的な気候変動の監視に用いる15地点の観測値による日本の秋の平均気温の基準値からの偏差は+1.97℃で、これまでに最も高かった2023年の+1.39℃を0.58℃上回り、統計を開始した1898年以降の秋として1位の高温となった。

同上。

このタイ記録4地点の一つが沖縄・奄美です。

9月 記録的残暑

 全国的に気温が高かったが、東・西日本で統計開始以降、9月として1位、沖縄・奄美で9月1位タイの高温となった。秋雨前線の活動が活発化した時期もあり、20日は秋田県で、21日は石川県の能登北部を中心に記録的な大雨となった。

10月 高温継続

 西~北日本で統計開始以降、10月として1位、奄美で10月1位タイの高温。下旬は宮崎県で線状降水帯が発生するなど、西日本で記録的な大雨となった所があった。

11月 11月初の大雨特別警報

 西日本の日本海側で1946年の統計開始以降、11月として1位の多雨となった。鹿児島県の与論島に、11月としては全国で初めて「大雨特別警報」が発表された。

同上。

東日本と西日本は9月・10月と1位。
北日本は10月で1位。
元々暑い沖縄・奄美も9月・10月で1位タイ。
これで平均ですからね。

異例の真夏日が異例でない年

今年の秋を端的に表すのは、異例が異例ではないということです。

上記を見る限り、平年に近づく日もありはした、というところです。(谷の部分。)
けれども、山の部分がかなりの高温でした。
ゆえに、10月に異例の夏日が多い年でした。

上記のニュースは一過性で、11月上旬の谷までは夏がずっと続いていたのです。

今週から冬

けれども、今週から変わります。

上記より筆者引用。

今週から平年並みの冬になりますね。
特に今週末からは冷えます。

次に、強い寒気が南下するのは、7日(土)頃でしょう。

7日(土)は二十四節気の「大雪」で、暦の上では平地でも雪が積もるころです。この暦に合わせるかのように、強い寒気が南下する予想です。

上記より筆者引用。

「寒露」の頃には(全く)合わせなかったのに。
「大雪」のほうでは合わせてくるようです。
日本海側では本当に「大雪」のようです。

上記より筆者引用。

一旦冷え込むと、来週はずっとキープされます。
一転、寒さが緩むことなんてことはありません。
今日のようにはならず、暫くの間は冬らしい冬が続くようです。

「立冬」と違って「大雪」は季節が逆戻りしない二十四節気になるようですね。

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