見出し画像

令和の三寒四温は先祖返りか

寒気がして、どうしようかと思っていたところ、普通に寒いだけでした。
寒暖差は本当に困りますね。
そんな中、一か月予報が出てきました。

平均すれば平年並み

来月はどうなるか。平均すれば平年並みです。
ただ、これは注意が必要で、平均に過ぎません。
月平均にすれば平年並みということです。

週ごとに見れば乱高下です。

上記より筆者引用。

今日は冬、来週は秋、再来週は冬。
今後も寒暖差の激しさが続きます。

乱高下が続くので「平均すれば」平年並みには「なりはする」ということ。
晩秋と厳冬の繰り返しになるということです。

平年並みは寒い

平年並みは寒いんです。
10月並みから一気に12月並みになりますから。

今日27日は南からの暖気の影響で、関東や東海を中心に、昨日26日に比べて大幅に気温アップ。正午までの最高気温は、関東や東海では20℃以上の所があり、10月並みの暖かさに。午後は日本海側を中心に雨風が強まり、季節外れの暖かさから一転し、急に寒く感じられる所も。

上記より筆者引用。

最低気温、最高気温ともに、11月30日(土)頃までは平年並みか低い所が多い見込みです。

上記より筆者引用。

「慣れた暑さ」と「慣れない寒さ」は「慣れない寒さ」のほうを強く感じるものです。

暖冬でないのは久しぶり

暖冬でないのは久しぶりです。
昨年は年末寒波まで普通でしたからね。

ただでさえ夏が長く続いていたため、少なくとも私には、極めて寒く感じられます。
昨晩から今日にかけては特にです。

一か月予報で最重要であるのは「季節外れの日を含めて」平均が出るということ。

暖かい日を含めて平年並みになるということは、季節外れの寒い日があるということです。
(今日のようにです。)

急に冬本番になり、何故か秋になる。
それが来月前半になりそうです。
そうこうしているうちに年末になりますね。

「まだ冬物は早い」のか?

南充浩さんはこう仰っています。

この予報ではその時に近いと気温変化を予測しており、基本的には暖かい日が多いが、寒波が襲来して3日間ほど寒い日が続くことが何度かあるという状態を想定しているのではないかと思う。

上記より筆者引用。

さて、そんなわけで、毎日寒い冬というよりは寒暖差の大きい冬になりそうである。

同上。

別稿ではこう仰っています。

ただ、最高気温が18~19度に回復する日も今後はあるが、グンゼによると「一度冷え込むと、気温が18度くらいに戻ったとしても軽装に戻ることはない」とのことなので、今週から保温肌着、防寒アウター、セーター類は本格的に、そして急激に動き始めるだろう。ちょうどブラックフライデー開始、ユニクロ&ジーユー感謝祭開始、と重なるのでかなりの巻き返しが期待できるのではないだろうか。

上記より筆者引用。

寒暖差が大きいために、今日は寒く感じます。
ただ、それだけでもないようです。

前回の寒さの時に「まだ冬物は早いか」と思っていたがゆえに、寒気を感じた可能性があります。

令和の三寒四温は先祖返りか

南充浩さんの言葉を再引用します。

この予報ではその時に近いと気温変化を予測しており、基本的には暖かい日が多いが、寒波が襲来して3日間ほど寒い日が続くことが何度かあるという状態を想定しているのではないかと思う。

上記で筆者引用したものを再引用。

これは三寒四温ということでは。
そう思って調べてみました。

『三寒四温』という言葉、耳にしたことがある方が多いのではないのでしょうか?
春先のイメージが強い気もしますが、実は元々冬の気候を示す言葉なのです。

上記より筆者引用。
上記は2018.2.26のものである。

三寒四温とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉で、寒暖の周期を表しています。

もとは中国の東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として用いられました。冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることに由来する言葉とされています。

同上。

日本の冬は、”3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続く”という周期が現れることはほとんどありません。

その代わり、日本では早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。

このため、日本においての『三寒四温』という言葉は、本来使われる冬ではなく、寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられるようになりました。

同上。

最近の暖冬と寒波の繰り返しをみると、日本でも”3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続く”という周期がありますね。
「三酷寒と四暖冬」という形があるのですから。

元々は冬の言葉だったものが、春先に用いられていただけなので、気候変動に伴い、本来の意味に戻しても良いぐらいです。

令和の「三寒四温」は先祖返りか、となるだけ。

気象庁や気象協会に、本来の意味に戻してほしいぐらいですね。

いいなと思ったら応援しよう!