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テイカーが例え話を変えない理由

前回、例え話の事例を広くしてはいけない場合について述べました。

今回は、テイカーに絞って述べようと思います。
テイカーが例え話を変えない理由とは何か。
私なりに紐解いていこうと思います。

テイカーが例え話を変えない理由1

テイカーが例え話を変えない理由とは何か。
1つは単純な話で、「変えられないから」です。

テイカーがしたい分野の例え話をし続けるのは、それ以外で例える能力がないからです。

聞く側に合わせて「変える能力がないから」ではあるのですが、テイカーはそれを認めません。

テイカーは自己愛性の権化だからです。
自己愛性の権化であるため、変える能力がないと認めることが出来ないのです。

ゆえに「何々で例えられても、知りません」と、返されても変えずに、「とにかくとにかく」と、愚かな繰り返しをしてきます。

テイカーには、変える能力がないから、そして、変える能力がないことを認められないからです。

テイカーが例え話を変えない理由2

もう1つも単純で、「変えたくないから」です。

例え話を「変えられないから」だけではなくて、「変えたくないから」変えないのです。

テイカーは他人から奪えるだけ奪う人間なので、他人に合わせることを嫌います。

他人に合わせて例え話を変えたら、どうなるか。
ギブになってしまうでしょう。
テイカーはギブを嫌います。驚くほどに。

私が見てきたテイカーは、こう言います。

「なんでそこまでしてやらないといけないの」

どいつもこいつも。揃いも揃って。
ほぼ必ずと言っていいぐらい、こう言うのです。
テイカーには、何故かさえもわからないのです。

テイカーは「変えられない」し「変えたくない」から、わからないのです。

例え話は何のためにするか1

例え話は何のためにするか。
聞く側が理解しやすくなるようにするためです。
例え話によって理解がしにくくなっている場合、すぐにでも変えないといけません。

普通は出来ることです。
けれどもテイカーには出来ません。
ギブになるからです。

テイカーは、言いたい放題を言い放っておいて、ギブだと思い込みたがる傾向があります。

しかしながら実際には、テイカーはギブを激しく嫌うために、例え話さえ変えられないのです。

例え話を、聞く側が理解しやすくなるようにするためになんて、していないからです。

例え話は何のためにするか2

では、テイカーは例え話を何のためにするのか。

答えは簡単で、テイクするためです。

テイカー、特に老害のテイカーが、野球に例える時には、「何々さんが四番だ!期待している!」なんて殆どありません。
(三番や五番も聞いたことがありません。)

「とにかく全員野球だ!」と言い「とにかく」が多いのが老害のテイカーの特徴です。

「とにかく全員野球」とは何を意味するか。
「土に塗れるように、わかったね」なんです。
所詮はその程度の言葉なんです。
「テイクできる状態になっておけ」なんです。

私は、野球には何の恨みもありませんけれども、老害の「とにかく全員野球」は否定します。
野球それ自体に失礼な話だとも思いますね。

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