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酵母飼育 6日目【雑文】

 酵母飼育をやってみようと思い立つ、そもそものきっかけとなったNYの師匠から、そろそろ元種作りに移行してもいいかも、とのアドヴァイスをいただいた。ので、本日、作業を開始します。
 元種というのは、酵母菌を培養した酵母液を強力粉と合わせて、生地作りのもととなるもの。まずは、林檎の皮と芯を濾し、酵母の原液を抽出します。
 私がお世話になっているレシピでは、3日にわけて酵母液と強力粉を追加、発酵させ、ゆっくりと膨らませる工程。なので、3日後に元種になった姿をアップします。
(無事に、ピザが作れるように・・・と祈願しながら)

「居場所」推敲用(2024年10月4日)

幸か不幸か不幸か幸か子に恵まれず、嗚呼…。「木枯しや弟も逝き影ひとつ」なんて、去年の一月に気取っていたら、今年一月———。
年末受けた健診で、γ何某が四桁との連絡があり、近くのK大学病院に即刻入院、HCUに。緊急連絡先を訊かれ、選んだのが、姪。
弟の一人娘で、小三の息子と二年の娘の母親。義妹と墓を守ってくれている。小さい頃から「賄賂」で手なずけ、「お兄ちゃん」と呼ばせている娘のような存在。その姪が、父親に続いて一月に…、とオロオロしていた。
年明けの能登地震と羽田の事故。決定打が私と同じ生年月日の八代亜紀の報道。ついに「終着駅」か、と覚悟する大事件が勃発。
が、大学同期の友と母校の公開講座で学ぶ仲間と、姪がメンバーのG(グループ)ーLINEから飛ばされる檄。一か月後、なんとか生還する。
この騒動が、生き方を変えた。墓に全く拘りはなかったのだが、姪や仲間のため、「縁側」だけは用意おこうと決める。
しかし故郷のド田舎は嫌、と候補地を探している時分に、「上の子が“お兄ちゃん”の大学を目指すと言っているよ」と、LINE。
決めた。母校近くの寺が新設した桜の樹木葬にしよう。そして来春、いや毎春、姪の家族を呼んで、ノンアルだが、「花見酒」と、洒落てやろうじゃないか。こりゃあ、まだまだ、こっちに居なきゃいけないようだ。

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