トランプゲーム『StayHome』ルール公開
無料で遊べるボードゲーム企画第二弾。
外出自粛中の皆様に少しでも楽しくGWを過ごしていただけるよう
トランプゲームのオリジナルルールを紹介いたします。
タイトル
『StayHome』(ステイホーム)
トランプのみで遊べる2人専用ゲームです。
お互いがトランプ一式を用意することで
ビデオチャット等のオンラインでも遊ぶことができます。
正式ルールでは
数字カード=「ステイホームカード」
ジョーカー=「外出カード」
と呼称しておりますが、
今回のルール説明ではわかりやすくするため使用しておりません。
用意するもの
・トランプ一式(ジョーカーを1枚含む53枚)
トランプはスペードの1~4、ハートの1~4、ダイヤの1~4、
ジョーカー1枚を使い、
残りの40枚は得点計算用のカウンターとして使用します。
40枚のカードの代わりに40個の得点チップ等を別途用意していただいても構いません。
準備
トランプカード束からスペードの1~4、ハートの1~4、
ダイヤの1~4、ジョーカーを抜き出します。
各プレイヤーがスペードかハートか好きな方を選び、
そのスートの1~4のカードを取ります。
余った40枚のカードは20枚ずつに分けます。
(得点カウンターに使用するため、裏向きのままで構いません。)
お互いのプレイヤーは1~4のカードと20枚のカード束を
以下の画像のように場に設置します。
(上画像はハートのプレイヤー視点です)
ダイヤの1~4とジョーカーはプレイヤー両者が
代わりばんこで使用する手札です。
じゃんけん等で最初の手番プレイヤーを決め、
手番プレイヤーが上記のカード5枚を手札として持ちます。
概要
カードをセットする側とカードをめくる側に分かれて、
それを交互に交代しながらゲームを進めます。
■カードをセットするプレイヤー
・カードをセットする側は手札から「1」「2」「3」「4」のカードを
裏向きにしてセットします。
セットする時1~4に1枚だけジョーカーを混ぜることができます。
・1の場所にあるジョーカーを相手にめくらせた場合は1点入ります。
4の場所にあるジョーカーを相手にめくらせた場合は4点入ります。
さぁ、あなたはどこにジョーカーを忍ばせますか?
■カードをめくるプレイヤー
・1のカードをめくってジョーカーでなければ1点入ります。
・4のカードをめくってジョーカーでなければ4点入ります。
・1枚めくってやめてもいいですし、4枚すべてめくってもよいです。
・ただしジョーカーをめくってしまった場合は0点になってしまいます。
・また、数枚めくって途中でやめたとしても
もし4枚の中にジョーカーが入っていなかった場合、
自分の得点は0点になってしまいます
さらに、めくらなかったカードの数字が相手の得点になります。
さぁ、あなたはカードを何枚めくれますか?
あそびかた
手番プレイヤーは、場のカード「1」「2」「3」「4」をカード置き場として手札をセットします。
カードをセットする時、「1」の場所には手札の「1」を、「2」の場所には手札の「2」を置くようにしましょう。
カードをセットする時、1~4のいずれかの場所に『ジョーカー』を混ぜることもできます。混ぜなくても構いません。
カードを4枚セットし終わったら、手番プレイヤーのフェーズが終了します。
余った手札1枚は相手に絶対に見せないようにしましょう。
つづいて相手プレイヤーのフェーズになります。
相手プレイヤーは、手番プレイヤーがセットしたカードをめくります。
4をめくりました。
ジョーカーではなかったので、うまくいけば「4点」もらえるかもしれません。
相手プレイヤーはここで自分のフェーズをやめることもできますし、
つづけてカードをめくることもできます。
今回はもう1枚めくることにしました。
2のカードでした。
ジョーカーではなかったので、ここでフェーズをやめれば
「4点」+「2点」で計6点もらえるかもしれません。
さらに1枚めくりました。
残念ながらジョーカーをめくってしまいました。
ジョーカーをめくってしまったので、
先にめくっていた6点分のカードは無効になります。
さらに「3の場所に置いてあるジョーカーをめくらせることができた」ため
手番プレイヤーは3点を得ることになりました。
3点獲得として、得点カウント用のカード束から3枚取って脇に置きます。
(画像では4枚取っていますが、間違いです。)
手札を渡して手番プレイヤーを交代し、カードのセットからゲームを再開します。
このように、手番プレイヤー側はジョーカーをうまく配置して
相手にそれをめくらせることで得点します。
相手側はジョーカーを避けるようにカードをめくることで
得点するゲームです。
それでは
「相手側は適度なところでめくるのをやめてしまっていいのでは?」
と思うかもしれませんが、そうではありません。
「4」のカードをめくって、ジョーカーではありませんでした。
相手プレイヤーはここで自分のフェーズを終了し、得点を確定しようとしました。
ここで手番プレイヤーは、「今回はジョーカーを設置していなかった」ことを宣言し、相手がめくらなかった残りのカードを公開します。
相手プレイヤーは、「ジョーカーが入っていないにも関わらずカードをめくるのをやめてしまった」ため、先にめくった4点のカードは無効となります。
手番プレイヤーは相手がめくらなかった1+2+3、計6点獲得として、得点カウント用のカード束から6枚を取り、脇に置きます。
手番を交互に繰り返し、
先に得点カードの束がなくなった人が勝利者になります。
まとめ
ゲームの準備の時点でピンときた人がいるかもしれませんが、
この『StayHome』というゲームは
有限浪漫制作のボードゲーム『人狼デュエル』というゲームの
簡易ルール版となっております。
ゲームの根幹になるシステム部分をトランプカードで再現したものです。
遊び感は元のゲームと非常に近いものに仕上がっておりますので、
ぜひ遊んでいただければと思います。
また、このゲームを遊んでみて人狼デュエルが気になる方がいましたら、
AmazonやBOOTH等のネット通販でも販売しておりますので
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