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「除去土壌の再生利用はありえない」③
2025年1月15日に原子力市民委員会らが開催した「放射能に汚染された土の無秩序な拡散につながる 「除去土壌の再生利用」はありえない」の動画が公開されたので、各スピーカーの頭出しリンクと共に貼らさせていただく。(こちら(*)では、ピンポイントな紹介を一部だけした。)
市民委員会の紹介文にあるように、「日本政府(環境省)は、福島第一原発事故後の除染で大量に発生した放射能に汚染された土を、全国各地で「再生利用」する準備を進めており、年明け早々にも省令案をパブリック・コメントにかける予定」だったが、オンライントークの2日後、1月17日に環境省はパブコメの発表をした。
環境省サイト https://www.env.go.jp/press/press_04205.html
環境省、そういうところよ!
実は、1月16日にも、環境省が実証事業をしようとしている新宿御苑周辺住民の呼びかけで行われた環境省ヒアリングが開催された。そこで、環境省はパブコメ予定を「まだです」と言っていた。翌17日に始まったと聞いたときには、それは嘘ではないが、今どきの言い方で言うと「そういうところよ!」、批判的な言い方をすると「感じ悪い」「呆れた」。なぜ、一言「明日からです」と言えなかったのか。
ちなみに、このヒアリングについては、1月24日発売の週刊金曜日「きんようアンテナ」で、「原発事故汚染土再利用を巡る環境省ヒアリングで明白にIAEA基準にすら合致せず」として報じた(参加した吉良よし子議員、山添拓議員、福島みずほ議員のビシバシ発言についても)。
パブコメにチャレンジする方の参考に
前置きが長くなったが、「除去土壌の再生利用」パブコメにチャレンジしようと思う方は、ご参考に。(オンライントーク 資料全体 動画 )
![](https://assets.st-note.com/img/1738109482-Ln7vm6hzCW3K2GIjrMU4giOQ.png)
「住民置き去り、福島復興という「欺瞞」の中での汚染土再利用」
和田央子(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会、放射能拡散に反対する会)
資料 動画
「除染土再生利用をとりまく法制度上の問題」
茅野恒秀(信州大学人文学部准教授、CCNE政策調査部会長)
資料 動画
「8000ベクレル土壌がもたらす被ばく影響」
黒川眞一(高エネルギー加速器研究機構・名誉教授)
資料 動画
「汚染土粉じんの拡散と吸入リスク」
青木一政(ちくりん舎、放射能拡散に反対する会)
資料 動画
「IAEA専門家会合最終報告書の問題」
濱岡 豊(慶應義塾大学教授、CCNE福島原発事故部会)
資料 動画
「住民はどのように対処してきたか」
満田夏花(FoE Japan 事務局長、CCNEアドバイザー)
資料 動画
「放射線審議会で何が議論されているか」
まさのあつこ(ジャーナリスト)
資料 動画
「除染土はどのように扱われるべきか」
大島堅一(龍谷大学政策学部教授、CCNE座長)
資料 動画 (その後、全体のQ&A)
以上。
*ピンポイントな紹介
「地味な取材ノート「除去土壌の再生利用はありえない」①」
「地味な取材ノート「除去土壌の再生利用はありえない」②」)
【タイトル画像】
2025年1月15日「放射能に汚染された土の無秩序な拡散につながる 「除去土壌の再生利用」はありえない」表紙より