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それでも生きるしかない

人間がなぜ生まれて来たのかはわからないが、生まれるということは「生きてみよ」という神からの啓示なのかもしれない。
自分の人生のお題は自分次第だ。

人生うまく行かないことも多い。
「何でこんなことが自分に起こるんだろう…」と神を呪いたくなる事もある。

わたしにも人生最大のピンチと言うべきことがあった。
身内や他人までも絡めた大事であり難事だった。
自分の心を維持するのが、かなり厳しい状況だった。

ピンチでは、まず覚悟することだ。
ジタバタしたくなるけれど、いい意味で開き直ることだ。
受け止めなくてはいけないことはちゃんと受け止める。

しかし、逃げてもいいこともある。

逃げると言うと言葉は悪いが、自殺さえしなければ、逃げてもいい場合もある。

しかし、逃げ続けてはいけない。
どこかで、踏ん張らないとずっと逃げることになる。

物事がうまく行かない時、後悔は自己欺瞞でしかない。
そこからは何も生み出せない。

反省と後悔はまったく違う。

もっと合理的に生きたい。
心を合理的にするための意図する作業。
つまり、自分にとって少しでも穏やかでいられることを選択して生きる。

これは意図しないと出来ない作業だ。
意図しないと無意識に暗い気持ちに流されてしまうからだ。
人生というフローチャートでは、穏やかな気分になれる方を選択していきたい。

良い気分でいるためには、どう考えてどう行動すればいいのか?

好ましくない人、好ましくない出来事の利点に目を付ける。
どう考えどう対処すれば精神的に自分に益があるのか。

最終的に自分にとって益がある結果に到達するためには、今どう考え、どう行動することが望ましいのかを客観的に考えてみる。

思えば、この宇宙の歴史から言えば、人間の歴史などちっぽけなものだ。そのちっぽけな歴史の中の、ちっぽけなもめ事など、ほんとに益がない。

けれど、人間はそこにこだわり、どうしても苦しんでしまう。
自分の思い通りにいかないから苦しむ。

例えば、自分が余命半年だとしたら、職場の嫌な上司のことなどどうでも良くなるだろう。

人は人生が永遠に続くように思っている。その短さに気づいていない。

マインドフルネス
マインドレスネス

マインドフルネスとは、現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程のことだ。今、この瞬間を大切にするという生き方。
マインドレスネスとは、その逆の生き方。

マインドフルネスで生きたい。
気が緩むと、感情的になり嫌な気分に流されて嫌な時間を過ごしている自分に気づくことがある。

意図する力は、人生という航海の軌道を修正する舵取りのようなものだ。
意図する力を養うことが重要であり、それが出来れば人生はきっと好転していけると思う。

今のあなたは、良い方向に向かっていますか?
それとも…。


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