ダンサーが攻撃されることはない
「生きる技とは、ダンスよりもレスリングに似ている。
人生を巧みに渡っていくには、突然の予期せぬ攻撃に応じ、耐え抜く準備が必要であるからだ。」
マルクス・アウレリウス『自省録』
人生は、しなやかで美しいものでありたい、しかし時に人生は残酷で容赦がないもの。
人生は、楽しくわくわくするものでありたいと誰もが思います。
しかし、突然やってくる難事にいつでも闘える強さも必要だと言う事です。
強くなるには、レスラーの様に鍛錬が必要です。
それは簡単なものではありません。
つまり難事とは、それだけ簡単なものではないということの裏返しです。
我々はレスラーではないので、体を鍛える必要はないですが、心を鍛えることは出来るはず。
本を読んで自分を省みることであったり
人との付き合い方を改めることであったり
毎日何かを続けることであったり
他人を助けてあげることだったり
何かしら自分にしかできないことをやってみることから得ることが出来るかもしれませんね。
生きるとは、いい意味でも悪い意味でも、経験して・修正して・実行する。
この繰り返しの中からしか理解できないものかもしれません。
失敗したり、苦しんだりした中に、光るものを見つけることが出来るか出来ないか、それが強さを掴むということかも知れませんね。
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