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断れない性格を直すためにやるべきこと

人に言われると断れない性格を直したいのなら、自分の心の中の「嫌われたくない」という気持ちに向き合うべきだ。

周りのみんなに好かれることなど不可能だし、わたし達は好かれるためだけに生きているわけでもない。

勿論、嫌われないに越したことはないが、何でも周りに従う必要などないはずだ。

では、断れない性格を直すために自分が出来ることは何だろうか?

断れない性格を直す

「断れない自分が嫌いだ」と言う人は、好かれることに執着する人だ。嫌われることに耐える力が弱い。

しかし、心の中では周りにばかり合わせてしまう自分が嫌いだ。本心では断りたいと思っているから、断れない自分が嫌いなのだ。

断れないあなたは、実は自己中心的であると言える。

周りに良く思われたいから断れない。

・良く思われること / 断ること
・嫌われること / 受け入れること

両方を天秤にかけている。

断ることが嫌われることに直結しているかのようだ。そういう人は、逆の立場になると断る人に過敏な反応をする。

それは自分だけ我慢したくないからだ。

仮に自分が断ったことによって仲間外れにされたとしたら、それが本当の仲間と言えるのだろうか?

そこに自分がいる意味はあるのだろうか?

断れない性格を直すには、[断ること=嫌われる]という誤った心の公式を疑うことから始めなければならない。

断れない性格の人がもつ短所と長所

断れない性格の人には、次のような短所と長所がある。

短所
• 人の言いなりになってしまう
• いいように使われてしまう便利屋
• 自分のペースを乱されてしまう
• 自分の時間が奪われてしまう
• 周りに気を使い過ぎて疲れてしまう
• 断れない自分が嫌いになってしまう

長所
• 基本的に優しい人である
• わがままを言わない人である
• 嫌われにくい人である
• 周りに気使いができる人である
• 状況判断ができる人である
• 人の気持ちに寄り添える人である

「断れない人」「嫌われたくない人」だ。嫌われてしまうんじゃないか、という恐怖心で行動する。

仲間外れになりたくないから仕方なく従ってしまう自分。周囲の言いなりで、振り回されるだけの自分が嫌いだ。

それは自分に自信がないことの裏返しでもある。周囲の期待感を過敏に深読みしてしまうクセがついてしまっている。

それがストレスとなり、やがてさらなるストレスも生むことになる。

断れない人のストレスを解消するには?

断れない性格を直したいのなら、まず「嫌われること」と「断ること」を分離することから始めよう。

• 断るのはこちらの都合
• 断られるのはあちらの都合

本来、断る・断らないは嫌われることとは無関係のはずだ。それを当たり前のように二つを関連付けてしまっている。

『断ることは悪ではない』

もしも断ることが原因で嫌われるのなら、そこには断ること以外の何らかの因果関係があるはずだ。

何でもかんでも断る人は、誰からも嫌われる本物の自己中人間だろう。そういう人は確かに嫌われる。

しかし、それは断るから嫌われたわけではなく、自分のことしか考えていないから嫌われているだけだ。

「断る=嫌い」ということではない。

適度な断りは大人として当たり前の行動だろう。誰にだってプライベートな都合というものがあるからだ。

それを大人として理解できないのなら、それは相手が自己中心的な人間だからだろう。

断れない自分が嫌いという人は、自分を裏切っているからストレスをため込むことになる。後悔と怒りでストレスを増幅させてしまう。

正当な理由で断ったのなら、冷たくあしらわれる覚えはない。相手からどう思われるかばかり気にする人は、周り主導の人生を生きることになる。

自分らしい人生を生きたいのであれば、自分主導でなければならない。

良い意味で自己中になろう。

• 断る勇気をもつ
• 嫌われる勇気をもつ

まずは、3回に1回は断る練習から始めよう。

まとめ

断れない性格を直すためには、良く思われたい気持ちに向き合うこと。

周り全員に好かれることなど不可能。好かれるためだけに生きているわけでもない。

本心は断りたいたいのに、断れない自分が嫌い。
それはある意味自己中心的な考えだ。

断ることが嫌われることに直結している。立場が逆になれば断る人を許せなくなる。

断ることにより仲間外れになるのなら、それは本当の仲間と言えるのか?

[断ること=嫌われる]
という誤った心の公式を疑うこと。

・嫌われてしまうんじゃないかという恐怖心
・仲間外れは嫌だから仕方なく従う自分
・周囲の言いなり

それでは自分の人生ではなく周りの人の人生に従っているだけ。

断れない性格を直したいのなら、嫌われること、断ること、を分離する。

適度な断りはただの自己中。

プライベートな都合というものは誰にもある。それを理解できない相手は大人ではない。

・断れない自分が嫌い
・自分を裏切っている
・後悔と怒りがストレスを増幅させる


1度くらい断ったからといって、冷たくなるのなら大人の付き合いではない。

どう思われるか気にするのは、相手主導の生き方。自分主導でなければ自分の人生を生きているとは言えない。

良い意味で自己中になること。

• 断る勇気をもつ
• 嫌われる勇気をもつ

まずは、3回に1回は断ることから始めてみる。


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