無益な怒り

持病があるので病院に行った。
病院の職員に大声で怒っている人を見掛けた。

「またか…。」

何故か、この光景をよく見る。
人の振り見て我が振り直せ、と言うけれど…。
「お前も気を付けろよ」という神のお告げか 笑。

怒っているのは、中高年の男性に限定されてしまう。
待たされたことに怒っている。
確かに長々と待たされるのはしんどい。

わたしも朝の九時半に家を出て検査・診察を終えて帰ってきたら夕方の四時半だった。大きな総合病院なので一日仕事みたいになる…。確かにしんどい。

怒っている男性に若い女性職員がマニュアル通りの返答を繰り返し、押し問答となり、最後はベテラン職員が出てきて落ち着くというお決まりのパターン。

男はどうしてああも我慢が効かないのか?
しかも人生いろいろ経験してきたであろうに…。

いや、下手に経験しているからこそキレているのか?
小さなプライドなのかもしれない。

「俺はこんな扱いをされるような人間じゃないぞ!」ということかもしれない。
プライドは歳と共に高くなるようだ。

あれでもし職員もキレたらどうなるんだろう?
無益なので考えるのやめにしておこう 笑。

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