人と繋がるということ～小さなきっかけで動き出す未来への循環
人の人生は「出会い」によって変わるという。
ちょうど1年前のことだ。たまたま見つけた会社の「note投稿プロジェクト」への参加募集。
完全リモートワーク＆フレックスの仕事で、人と接する機会が極端に少ない日々に、飽き飽きしていた。人との関わりを心底求めていた。
「”書く”ということで他部署の人と繋がる！」「会社に別角度から貢献できる！」そんなワクワクした思いで、この「note投稿プロジェクト」へ参画した。
もともと「言葉」に興味があり「書く」ことが好きだった。漠然と「人生の中でいつか書籍を出したいな…」という思いもあって、これまでにも度々ブログやnoteを投稿してきたが、熱しやすく冷めやすい性格。その時々の事情を理由に、その思いはすでに隅っこに追いやられていた。
もはや過去のものになりつつあった。
ところが、会社の「note投稿プロジェクト」への参画したことで、「書く」ことが浮上したのだ。
このきっかけを作ってくれたのが、プロジェクトを企画したリーダーである1人の女性だ。
彼女は、部門を越えてメンバーを繋ぎ、オンラインワークショップを企画しては皆を楽しませた。原稿の校正にも細やかに目を通してくれた。たとえ締め切りを過ぎた原稿であっても、彼女は必ず感想や励ましの言葉まで添えてくれたのだ。おそらく通常業務外のプラスアルファで取り組んで下さっていただろうと思う。
いつも、こちらの「心」や「伝えたい事」を汲み取り、それぞれの個性を大事にする彼女のスタイルや言動に、私は視座が高い人だな～と思ってきた。
そして、そんな視座の高い彼女に惹かれ人が集まる。
「愛」がある彼女に「愛」が集まる。
もしも彼女がプロジェクトを立ち上げ、まとめてくれていなければ・・・私は、部門を越えた方々を知らないままだっただろう。また、夏にサッカー観戦に東京に行くきっかけにも、彼女と対面するきっかけにもならなかっただろう。
そして何より「エッセイ投稿メディア『かがみよかがみ』」に投稿することには繋がらなかった。私の「母を亡くした思いを綴ったエッセイ」を、彼女は自分の時間を使って校正し、褒めてくれた。
このことが私の自信になり、書いたものを世に出す楽しみにも繋がった。
そして、今、自身の「電子書籍」を出すために執筆に取り組んでいる。
彼女のおかげで…「出会い」のおかげで、放っておいたら”過去”になろうとしていたものが蘇ったのだ。飽き飽きしていた日々にも潤いを取り戻した。
人生は「出会い」によって変わる。
この「出会い」の連続が”今”と”未来”を創る。
私は、改めて強くそう思う。心底、人と関わることが好きだ。
いつの世も「自分が出したものが返ってくる」と言うが、「出会い」を通じて得たものを、また次の誰かに返していく。
こうして、人との繋がりだけではなく、全てが循環し繋がっていく。
彼女が与えてくれた「愛」の行動は、これからも彼女自身を通じて、多くの人々に広がり続けていくだろうと思う。
もう次の年がやってくる。
今年に繋がったものは、来年にはさらに発展するのだろろう。
そんな未来を想像しながら、心から感謝を込めて「ありがとう」
まわるまわる時代は回る
別れと出逢いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩きだすよ ♪♪♪♪♪♪
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