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怒りを受け入れる
幼い頃、友達との争いごとや
些細な喧嘩のたびに
「怒ってもしょうがないじゃない」
「許してあげなさい」
「我慢しなさい」
と言われてきた覚えがあります。
そんなものかなぁと…😓
大人になってみると、その場面をもっと頻繁に経験するようになりましたよ…
皆さんはいかがでしょう。
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怒りという感情は破壊的で自分のコントロールを失う可能性もある…厄介な存在…と思ってきました。
でも本当にそうなのかな…
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怒りも、喜びや悲しみと同じように、よくある感情の一つです。
激しさとか攻撃性に繋がるだけでも無いし むしろ自分のせいではない事の方が多い…
でも 後々、責めの矛先は自分に向いてしまいがち。
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この世界は 全てに固有の振動がある、と言われています。
そうなると思考にも感情にも それぞれ固有の周波数があるわけで
感情の中でも 特に「怒り」は体の中で激しく振動しそうだし 制御不能になりそうで、他者を傷つける可能性だってある💦…みたいな?
んー…なんか 引っかかる。
それを掘り下げ、整理もしたくて
マインドマップを描きながら、この強い感情と周波数について考えてみました。
じゃあ、それを塞いだり隠したり 飲み込んだりした時の自分はどうなってしまうのだろう?
腹が立つ時って、自分にとって不都合な事や理不尽な事の他に
何かが間違っている
何かを変える必要がある
…という時だってある。
これだって内なる声の一つ。
この声に耳を傾けることで、自分が本当に何を感じているのか、何を必要としているのか理解できるのでは?
なのに、それを見ないで、塞いだり隠してしまったら…😨
ジグソーパズルの決定的なピースを失ってパズルは完成しないんじゃないのか?と思うんです。
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感情は共振します。
誰かが怒りを表現すると、周囲も影響を受けます。誰かが泣いていると 涙が溢れる時だってある…
怒りの共振は ネガティブなものばかりとは限らないよね…
怒りを受け入れて 適切に表現することで、もしかしたら周りの人にとっても自分の感情と向き合うきっかけになるかもしれないし…
「こんなことで怒るなんて…」
「もっと大人になるべきだ」みたいに思う事もあるけど
でも、否定って問題の解決には繋がらないんですよね…
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カウンセリングでも よくお伝えするのは、「自分を責めないこと」です。
かといって 「全肯定してね」とか 「そのままでいーんだよ」とは言いません…
それとこれとは 問題のステージが違うからです。
怒りを感じることは、人間として当然の反応。(完璧な人間などいません)
自分の感情に正直になり、それを受け入れる事は必要。
そして
そんな自分を
責める必要は無い。
コミニュケーションが得意ではない人にとって
大切なのは
「感じてる事」に素直になる事。
怒ってる、と、感じた時、まずはその感情を飲み込む前に
許可を与えるというか…
「怒りを感じて良いんだよ」
「怒っていいんだよ」と自分に伝える、ノートに書く、と良いと思います。呟いてもいい。
この小さな許可が、感情の流れを変えるキッカケにもなります。
怒りを認めて 自分に許可を与えることで、その感情は徐々に和らいでいきます。悲しみも同じかもしれない。
内側の狭い所に閉じ込めたままだと発酵してガスまで出そう…😨
以前も書きましたが…
抑圧された感情は増幅しちゃう。
逆に「認められた感情」は流れやすい。
感情を受け入れるのと
感情に支配されるのは
全く違うわけです。
「怒り」だってそうです。
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グループカウンセリングでは
瞑想や呼吸法を使って
ワークをよくやっています。
怒りを感じたらそれを認識し、深呼吸をして、自分の内側に空間を与える。
その時の身体の反応に注目する。
感情(特に怒り)の根源にある欲求や価値観を探って適切な方法で表現する。
*もし、これがどなたかのお役に立てたら嬉しいし、試してみてほしいです。
感情ってメッセンジャーです。
排除するのではなく 自分を知るための味方として受け入れると、自分や他者を許せるキッカケにもなる。
自分の感情を受け入れる勇気を持つ事って 人が成熟する上で必要なプロセスです。
すべての感情が自分と言ういう存在の一部、それは間違い無いと思うんです。