マーケティングとは、その正体を知ろう
ビジネスの3つのフェーズ、「集客」「販売」「再販」について話をしています。今回も、「販売」の話です。
「マーケティング」とはって思ったことはないですか?ビジネスを勉強している方で、この言葉は知らないって方がもしいたら、すぐにでも、勉強すべきことです。
マーケティングを知らないままビジネスをしても、まず、自分で稼ぐことなど無理な話になります。どれだけ努力しても、体を動かしても、お金を使ったとしても稼ぐことは出来ません。
これ言い切ってもいいです。
一次的にお金を稼ぐことができても、継続したビジネスにすることは不可能です。
なぜ、マーケティングがそこまで重要なのか?
マーケティングって言葉はかなり七変化する言葉の一つです。そして、本来のマーケティングを理解せずにマーケティングをするとビジネスはうまくいきません。
マーケティングとは、
・お客を集めること(集客)
・ビジネスの仕組みを作ること(ネットなら自動化)
・ブランディングすること
・USP、強み、ポジションを見つけること
・などなど
いろいろいわれます。もちろんこうしたことを言っているのは、コンサルタント(あるいはコーチング)と呼ばれる人たちです。
そして、ここに挙げたものは、マーケティングを実践したものであり、マーケティングとは異なります。
では、マーケティングって何?
マーケティングとは、「人間関係」です。ビジネスには、個人ですることもあれば(ここでお話を聞いてほしい人)、何人かが集まった中小企業、そして、大勢でする大企業の大きく3つあります。
これらは一般的に「売り手」という人です。
同じ商品を扱う(類似商品を含む)を扱う人もいます。競合と呼ばれる人たちです。これも「売り手」です(説明のために競合とします)。
商品を買う人、消費者ともいわれる人、これは「買い手」です。
世の中のビジネスには、必ず、この3人の人が存在します。そして、この3人の関係を調査し理解するのが、マーケティングです。
マーケティングをすると何がわかるのか?
マーケティングは、「売り手」「競合」「買い手」の関係を知ることです。関係を知ると何がいいのか?
まずは、自分を知ること。どういう商品を扱い、どういう場所で売っていて、どういう売り方をしていて、どういう広告をしているのか?
そして、競合はどうしているのか?
それを「売り手」はどうとらえているのか?
これを簡単に表現した言葉が、「誰に、何を、どう伝えるか?」という言葉です。マーケティングを的確に表現したすごく短いけど、意味のある言葉です。
この答えを得れば、ビジネスは簡単になります。つまり、「○○という人に、自分の商品Aを、役に立つと伝える」ことをすればいいということになります。少し補足すると、「競合の商品Bより役に立つ」と伝えればいいのです。
ややこしいと思った方もいるかもしれません。しかし、マーケティングはこれ以上シンプルには出来ません。
そして、マーケティングは面倒な作業なです。もっと言えば、「正解」はない世界とも言えます。ですから、いかに、正解に近づけるかが大きなポイントになります。
孫氏の兵法にある、「己を知って敵を知れば百選危うからず」という言葉があるのは、あなたのご存じでしょう。つまり、マーケティングというのは、孫氏の必勝法の実践といえます。
世の中では数百万円のマーケティング講座もある
話は前後しますが、世の中には「稼ぐための知識を得るために様々な講座、サロンが存在します。中には、年間数百万円というのも珍しい話ではありません。
私は、個人です。個人ビジネスを今まったくのゼロから起業して、「自分で稼ぐ」ことを目標にしています。
資本金数億、従業員数千名、売り上げ何百億円のビジネスを今考えているわけではなく、「自分が生活できるだけ稼ぐ」ことを考えていますし、それを勉強しています。
ですから、年間数百万円の講座など受けることなどできません。しかし、一つ思うのは、稼ぐ額は違っても、「基本は同じ」であり、応用を学ぶために高額な講座があるとすれば、今は「基本」を確実に身に着けたいと思います。
そして、ここが重要です。基本とは、「昔から変わらないこと」にあると考えています。
例えば、江戸時代での商売と今のネットビジネスの共通点を見つけることができれば、それは、「基本」の一つだと考えています。数百年同じやり方なのですから、無視してうまくいくとは思えません。
今回、マーケティングをすごく速足で話をしました。でも実際、余分なものをそぎ落すと、マーケティングとは、「売り手」「競合」「買い手」の人間関係を理解することが重要だということにたどりついたという話です。
勘違いしないでください。シンプルですが、実際にマーケティングを実践するとかなり面倒で複雑なこというまでもありません。まあ、基本さえぶれなければ、それもシンプルにはなるはずです。
次回、もう少し「販売」について話をしようと思います。ネットビジネスでの販売で重要な、ランディングページについての話です。