環境教育は難しい
先日、地元の小学校で出張授業をおこなわせていただきました。
私は水中カメラマンでありフォトジャーナリストであります。なので海の重要性とそこで起きている危機について、子どもから大人にわたって述べております。
ダイビングやサーフィンなどをやっている人ならば、多少なりとも同じベクトルを向いているのでとてもやりやすいです。
ただ海に無関係な人、こと小学生となると話しは別でいかに海に興味を持たせるかが大切であります。
いきなり気候変動でこういう良くないことが起こる。台風が多く発生し、洪水がおきてとか、サンゴが消滅するとこんな影響が出るとか、と言ってもなかなか付いてこられる人はいないでしょう。
環境問題や環境教育で難しいところはそこだと思っています。あまりにもグローバルでスケールの大きな問題ばかりなので聴いている人たちにとってなかなか理解できないでしょう。
かと言ってノストラダムスの預言のように強く言うことは不要だと思っています。
まずは興味を持ってもらい、そこからやることが大切なのです。
環境問題は紛争問題と違って一般の人たちも手を付けやすい問題です。その分多くの利害関係も生みます。
自分自身環境問題を解く場合、それに気をつけながらやっていきたいと感じております。
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