17個しかないけどそれで良いのか?
本当に17個?
SDGsが色々な場所で取り沙汰されている。
SDGsの細かいことはネットや書籍で調べてもらえれば、その歴史含め色々と出てくるのでここでは割愛させてもらう。
SDGsが重要だということは講師をやっている専門学校でも教えている。また講演なんかで呼ばれても話すことが多い。
この投稿の結論から先に言うと「SDGsって本当に17個しかないのか?」と言うことである。
なんかやたらと17個のアイコンに縛られている気がしてならないのだ。
一応自分の名刺にもいくつかのアイコンは入れている。
常々ミクロネシアや中目黒で清掃活動・環境活動をしているので、まずはコレ。
やはり清掃活動しても次々と出てくるゴミ、よってこれも自分の中では重要かと。
海は自分の仕事場なのでこれは重要でしょう。
さらには海とつながりのある陸上域も重要かと思う。
そして何をやるにせよ人種、年代を越えて!というのも大切で、ある一定の考え方を持った人たちの集まりだけでは何もできないだろうし、面白みもない。
18個目のSDGsを意識する
SDGsに関しては専門学校などで話しをしているのだが、必ず「本当に17個しかないと思いますか?」と聞いている。
つまり18個目、19個目があってもおかしくないのだ。よって専門学校では必ず宿題として「18個目のSDGsを考えること」という問題を与えている。
もちろん私自身も考えてみた。
それがコレである。18個目のSDGsは「人と自然、動物との共存共栄」である。
SDGsの問題点として人間目線でしか作られていないところだと思っている。
そして共存共栄と言っても決して一緒に住むというのではない。人間と野生の生き物は一緒に住めないのである。境界線を引くべきなのだ。その境界線、かつては里地里山と言われていたが、それがなくなってしまった現代だからこそコロナウイルスによるパンデミックがおきるのだ。
映画「もののけ姫」は五箇公一先生(国立環境研究所)と仕事をしたときに、氏がよく言っていたことで「人間と生き物とのゾーニングが実にうまく表現されている」と。私もオススメです。
人間はもう少し生態系や野生の生き物を尊重すべきでしょう。彼らの住処を整えてあげるということ、それが大切なのです。
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