初心忘るべからず
これ大切ですよね。
経験が増えてくるにつれて、だんだん自信がついて、気持ち的に偉くなってきます。
周りにこちらが気を使う相手が少なくなってきて、注意を受けたり、緊張するようなシチュエーションが少なくなりがちです。
失敗しても大して怒られる事もなく、なんか自分は特別みたいな空気ができていたりします。
特別扱いにあぐらをかくな
そんな時、表題の言葉を思い出さないといけませんね。自分が特別、なんて本気で思ってしまったら、それこそその先はありません。思っていない積りでも、周りから指摘されない環境にいると、特別な状態になってしまっていたりします。
そうすると、当然自身の成長は止まりますし、周りからも煙たがられます。簡単に言ったら、お荷物になってしまいます。
どんなにベテランになっても、周りに自分よりもできる人がいなくても、まだまだ上を目指していく事が大切ですね。向上心はなくしてはいけません。
新人や未熟な後輩達を見て、見下すようでは人として尊敬される事はありませんよね。
自分が持っているものを惜しまずに伝承する事で、自分の価値は上がりますし、教える事で自分が驕っていないかも自覚できます。
だからこそ、常に新人の頃の気持ちを忘れずに、貪欲に成長していきたいものです。
武学でのゼロ化
以前「元氣」の状態について触れました。その時に武学というものに触れ、時にゼロ化という事をお伝えしました。
初心に帰る、という事も、まさにゼロの状態に立ち返るという事です。どんな経験値があったとしても、一度ゼロ、何もなかった時に戻って気持ちをフラットにする事で、新たな発見があるのだと思います。
ゼロという概念、奥が深いです。
今回も最後までご覧頂きありがとうございます。お役に立てたら嬉しいです。
岡本昌巳