とにかく早く慣れたい

子供が産まれて2ヶ月くらいになった頃、
車でよく出掛けた。

そんな小さなうちからでも色んなものを
見せてあげたい、

なんて、そんな想いはなかった。

よく出掛けていた理由は

チャイルドシートの付け外しに慣れたかったからだ。
まだ首も座らないほにゃほにゃの赤ちゃんを連れ、
私はその付け外しの練習の為に連れ回していた。

なんでそれに早く慣れたかったのか。


理由は、モタモタしたくないから。

「なんだそれ。」

なんて声が聞こえてきそうだけど、

赤ちゃんを乗り下ろしする時に
モタモタして
周りの人に迷惑かけたくないと思っていた、
そして、
もう既にこんなに簡単にできるのよ(えっへん)
みたいな自慢のような、
私ってすごいでしょ
という承認欲求みたいなものがあったのだと思う。

思い返せば
ガラケーからスマホに変えた時も
友達からの飲みの誘いを断ってまで
スマホをいじくっていた。

早く操作することに慣れたかったから。

フリック入力も今となっては
当たり前にしているが、

ゆっくりでも着実に
フリック入力を最初からしていた。

人間は環境が変わることにすごくストレスを感じると聞いたことがある。

だから私は、今までと違うことをする時、
それを早く日常化させたくて

無理にでも早く慣れようとするのだ。

それが良い事だと思ってる訳ではない。

むしろ逆効果になっている時もあるだろう。

それでもやっぱり私は
このやり方で今後もやっていく。
このやり方が好きだから。

今日思い出した話。

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