裕莉子へ
裕莉子ちゃん、君はいつも天真爛漫で、ものすごい勢いで、ぶつかってくるけど、大丈夫ですか。最高に可愛いです。
最近は、抱っこしてくれとせがむことが増えましたね。どうしたんですか。ちょっと前までは私が抱っこすると泣いていましたね。ママでないとダメでしたよね。人生初のモテ期でしょうか。このままずっとでお願いします。
でも、打ち合わせ中はちょっと気をつけてね。お父さん、働かないと頑張らないと…ヨーグルトは後であげるから待っててください。苺も大好きですね。なんでそんな好きなんですか。好きなものを食べれないと泣かないでね。まあ、今はいいか。多分。
少し早く産まれたこともあって、小さかったのでとても心配しました。コロナ化でもあって、生まれる瞬間には立ち会えなかったけど、思い出します。産まれた直後に打ち合わせがあって、ソワソワしながら臨んだなー。何度も何度もその動画を見たよ。早く会いたかったなあ。少し経ってからでないと会えなかったね。
それからあっという間の一年。びっくりです。なんか変な感じですね。外を見たいとか、何かを食べたい、飲みたい、みたいな意思が伝わってくるし、僕ら夫婦の様子もなんか感じ取っているのも分かります。いろんな表情をしますね。
君のおかげで、両親と会話することも増えました。自分がどうだったのか、振り返る機会が頻繁にあります。
なんでしょうね。なんでしょうね。こうも色々と変化があるものなのかな、と思います。毎年振り返る時は、起業してどうの、ということが多かったですが、やはり君の存在は圧倒的で、マインドシェアも、考える時間もすごく取られているように思います。それは幸せなことだし、そして、不安でもあるし、責任でもあります。
大丈夫かな、どうだろう、と思うこともあるけど、なんとかして、なんとかしなきゃと思う毎日です。自分が父さんのことをどう認知していたか、周りの人たちにどう言っていたかも思い出します。
それを自分にも返ってくるのかもしれない、裕莉子が俺をそういう風に言う時が来るのかもしれない、と思うと怖くて仕方がないですね。どうしましょう。つまり、どうしましょうね。
まあ、頑張るしかないですね、とにかく頑張ります。頑張りましょう。頑張りましょう!でも、大体、妻が頑張っていますね。本当に申し訳ない。僕が気づかない、知らないところで、膨大に頑張ってくれています、察するというか、気づくこともあるのですが、本当にありがたいな、と思う次第です。
娘に何を残し、何を伝え、どうしたら良いのか、色々考えたりするんですが、どうしていきましょうね。んー。明日ですね!
ちょっと!ちゃんと!また書きます!裕莉子よ!寝ていますね!ゆっくり休んでください!いつもありがとう!