見出し画像

3C分析について改めて考えてみました

お久しぶりです。
現在、新卒で入った会社で新規事業を立ち上げるべく日々奮闘しています。

その中で、事業機会の発見をするために様々なビジネスフレームワークをしています。その中で、基本中の基本である「3C分析」を使ったのですが、

「全然スムーズにできなかった・・・」

ということもあって、改めてちゃんと考えてみました。(意外と奥深いので調べてみる価値あります・・・)

目的

そもそも3C分析の目的ってなんだろう?
3C分析の目的は、KSF(Key Success Factor)を見つけること。

つまり、「事業機会の発見」をすることです。

ではどのようにやるのか?
ポイントは「分けて考えて」「で、何が言えるか」を考えることです。(3C分析を単純に紹介するのは面白くないのでやめようと思います。。。)

①分けて考えて考える

「分けて考える」とはどういうことか?

それは、「マクロ」「ミクロ」の視点で考えるということです。

では具体的にどのようにやるのか?実際にみていきましょ!

Customer
【マクロ(市場)】
どのくらいの市場規模があり、どのように推移しているのか?
・規模
・年平均成長率
・構成比率
【ミクロ(顧客)】
誰がどういう行動をして、何を欲しているのか?
・代表的顧客層
・購買意思決定プロセス/購買行動分析
・KBF(購買意思決定要因)
・DMU(購買意思決定者)
Competitor
【マクロ(業界)】
全体の傾向としてどういうコスト構造なのか?脅威は何なのか?把握する
・規模
・年平均成長率
・構成比率
【ミクロ(競合)】
その会社の特徴的な強みと弱みを分析していく
・代表的顧客層
・購買意思決定プロセス/購買行動分析
・KBF(購買意思決定要因)
・DMU(購買意思決定者)
KSF
あれ?Companyは??そう思いますよね。
僕もそう思っていました。違うんです。(注釈:一つの考え方です笑)
「Customer」と「Competitor」の分析から、この市場でのKSFを洗い出す!
そしてそのKSFが現在の自社のリソースできるのか?できないのか?
できないとしたら、どのようにすれば良いのか?他の会社と組む?ビジネスモデルで独自性を出す?強みを新たに作る?などを考えるのです。

× Customer → Competitor → Company → KSF
○   Customer → Competitor → KSF → Company

Company
最後に、お待ちかねの自社分析。
【マクロ(社外視点)】
・顧客数/顧客基盤
・市場シェア
・認知度
【ミクロ(社内視点)】
・「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」
・固定資産、流動資産
・バリューチェーン
・VRIO

②「で、何が言えるか」

そしてそして、忘れちゃいけない。分析した後

「で、何が言える?」

ここが一番大事。分析して終了〜って評論家みたいになってはいけません。
この分析から何が言えるのか。大きく2つの流れでかんがていきましょう。

YES or NO
3C分析をやるということは、大きな「問い(イシュー)」があったはずです。それに対して、この分析をもとに回答を出しましょう。
Why so?
問いに対する答えを出したら、その答えの理由づけを3Cを用いてやりましょう!そうすることで説得力が増した答えになりますよ。

以上、3C分析の考察でした。
知っていても、改めてやってみると難しいものです。定期的にやる機会を作ることが大事だなと感じました。

読んでいただきありがとうございます。




いいなと思ったら応援しよう!