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【朝食】チェンナイおすすめのティファン屋5選

南インドのタミルナードゥ州の首都チェンナイはインド有数の大都市。
人口の8割がヒンドゥー教であり、ベジタリアンが多い都市である。

肉が食べられない分、ベジ料理の種類が豊富で満足感の得られる料理が充実いている。

11月にチェンナイに行った目的の一つがイドゥリを食べたいというものだった。
日本で南インド料理が浸透してきたと言ってもティファン(軽食)を出しているお店はまだまだ少なく特にイドゥリとなるともっと少ない。

チェンナイのレストランでは朝7時くらいから店を開きティファンを提供し、昼はミールス、夜はアラカルトという3毛作スタイルの店をよく見かけた。

朝タイムは出勤前の人が多く、日本で言う朝の松屋定食のような感じなのかもしれない。

今回は私がチェンナイで食べた朝ティファンのお店を紹介します。


Ratna Cafe

1948年から続くチェンナイで有名なレストランチェーン
Googleの口コミが一万件を超えていてインドの規模のデカさを感じます。

トリプリケーン店
黒板に今日のメニューが書かれてる。


イドゥリサンバー65ルピー

丸く切り取られた葉っぱの上に二つの最初からヒタヒタの状態でイドゥリが登場。

伝わる?

クスクスのような粒々感のあるイドゥリ生地は唯一無二
サンバルも重めのテクスチャーで主張は激しめ。
今まで食べてきたイドゥリサンバルとは別のラトナカフェでしか食べられない味。


ポディイドゥリ
ラヴァドーサ(セモリナ粉の入っているドーサ、南インド朝食の定番)
カードワダ

ミールスなどのメニューも充実しているので、オールタイム使える。
チェンナイへ行ったら一度行ってみてください。


Murugan Idli Shop

こちらもチェンナイにいくつか店舗があるレストランチェーン
屋号にイドゥリとついているだけあって、イドゥリが絶品

このMのマークはイドゥリになっている


席に着くとバナナの葉っぱが配られる(私の席の葉っぱがやたら黄緑色だった)
イドゥリを頼むとデフォルトでチャトニが4種類ついてくる。
また、ワダやドーサなども追加注文可能。

生地はしっとり水分を保湿したタイプ。

はんぺんのような柔らかさがあり、口の中で溶けるようだった。
イドゥリしっとり派の方はかなりハマる味。

レストランの外にはジガルタンダスタンドが併設されている。
ジガルタンダはマドゥライ発祥のミルクにアイスクリームを入れた甘い飲み物。

こちらのジガルタンダはマンゴーアイスにマンゴーミルクを混ぜていた。

おいしい!


GEETHAM VEG RESTAURANT

タミルに8店舗あるベジレストラン
朝早くから営業しており、広めの店内だが満席状態となっている人気店

45ルピー

サンバルひたひたイドゥリ。
真ん中が膨らんだむっちりタイプ。
パンのような厚みのある生地が特徴的だった。

びしゃびしゃのカードワダ

店の横にミタイショップが併設されており、美味しいスイーツを買って帰れるのもポイント


Sangeetha Vegetarian Restaurant

こちらもチェンナイに5つの店舗があるチェーンのレストラン
朝から大賑わい

イドゥリは発酵、酸味、食感どれをとってもGoodな味わい。
旨味強めのサンバルとよく合います。

朝から揚げ物

全粒粉のパンを揚げたプーリーもあった。
プーリーについてきたポリヤルとダールも旨味強め。

昼はミールスを提供しているので、そちらも気になるところ。

カードライス(ヨーグルトごはん)

アラカルトメニューにタンドールイドゥリという気になる文字もあったので、朝だけではなく昼以降にも行ってみるといいかも。


Eating Circles

こちらはカルナータカ料理を提供するレストラン

チェンナイの朝ごはんに飽きたら変わり種としてこちらに行ってみるのもありかもしれません。

廊下に大きいイドゥリが

カルナータカらしいバリバリで茶色いドーサ
生地にしっかり味が付いており、例えるならソースっぽい味。

かなり大きい

メロンパンほどの大きさがあり、ギーがたっぷりしみ込んでいた。
ポディと混ざりチーズのような発酵味を感じる。


あとがき

美味しい目的があると早起きができますね。
早起きしてトゥクトゥクで朝食を食べに行く健康的な生活への第一歩にご活用ください。

令和のインド旅行の必需品、小林さんの本もオススメ


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