今年の総括~ナチュラルクリーニング編
前回の記事では書くのを忘れてしまったけれど、ナチュラルクリーニングを始めたのも今年の大きな出来事のひとつだった。
本橋ひろえさんの講座を受け、スタートしたのが3月。本は少し前に買っていたので、「この内容を数時間かけてやるのか、何が聞けるんだろう。読んだらわかるのでは?」と思っていたけど、すごい情報量でやっぱり実際に話を聞くのは楽しかった。
わたしが一番困っていたのは洗濯で、これはナチュラルクリーニングの方法を使い始め、今もまだ続いているし上手くいっていると思う。
もちろん手間はかかるけど、しっかり汚れが落ちるし、匂わないので安心。
どの場所をどうやって掃除するかというのも大事だけれど、どの場所にどんな汚れが発生し、どのくらいの頻度でそこを掃除するのか、自分で決めておくということが重要。家族構成や男女比によっても汚れ方は違うので、人それぞれである。
うちの場合、女2,男2。なので洗濯はちょっと多めに行う必要がある。
男子は皮脂の量が2倍らしいので、そうなると6人分の洗濯をしている感覚である。
トイレは重曹とアルコールで掃除。2日に1回掃除するので、クエン酸はいらない。ちなみにトイレブラシは使わず、雑巾2枚だけを使っている。手でトイレ掃除するのは無理だなぁとずっと思っていたけど、今の頻度だとそんなに汚れないし、トイレブラシが汚くなるのを見なくていいし、管理するものが減っていくのは個人的には楽な方向なのでよかった。
お風呂は毎朝、みんなが出て行ったあとに浴槽と周りをメッシュクロスで水洗いし、ワイパーで水を切り、ドアと窓、水栓の部分をタオルで拭いて窓を開ける。換気扇は回したまま。洗剤は何も使ってないけれど、この夏、カビは生えなかった。ときどき、換気扇の付近にアルコールをスプレーしてたのもよかったのかもしれない。排水溝はときどき過炭酸ナトリウムでお湯を溜めて除菌。浴槽もときどき過炭酸ナトリウムで追い炊きして掃除。そのときに桶やボディブラシなども一緒に浴槽に入れて除菌する。
キッチンは主に重曹と過炭酸ナトリウムを使う。油汚れは重曹水、しつこい汚れは過炭酸ナトリウムでつけおきする。やかんや水筒もこれでかなりきれいになる。でも洗い物だけは合成洗剤を使っている。うちは食洗機がないので、量が多く、粉せっけんでやってたけどやはりちょっとしんどかった。
ふきん、スポンジは毎回、洗濯機で洗う。毎日じゃなくてもいいかもしれないけど、2日に1回とかそんなんじゃ忘れてしまうのでもう毎日のルーティンに組み込んでしまう。これで匂わない。雑巾も使ったら洗濯機へ。毎回洗うのでいつもきれいな状態で使える。
よっぽどの汚れの場合は、古い布などを使って捨てる、というのを徹底した。掃除道具がきれいな状態であるかというのは大事なことだと思う。
まだまだ改善の余地はたくさんあるけど、今年はものを選ぶ基準を変えたので、家の中は変わったのではないかと思う。(そうはいっても、まだまだ汚いけど)
クエン酸はあまりうまく使えていないなと思うけれど、タッパーに残ったキムチやカレーの匂いは、クエン酸スプレーしておき、洗うとけっこう匂いがとれる。あと、猫のトイレの匂いもクエン酸でだいぶ薄くなってくれるので、ありがたすぎる。
掃除って奥が深いよなぁと思う。家事は終身労働なので、なるべく楽に快適に続けられるように試行錯誤していく価値はあると思っている。
それにしても、本当に生きてるだけで家って汚れる。
猫も加わって汚す人のほうが多いので、いたちごっこではあるけど。
とほほ。
◎写真はみんなのフォトギャラリーからお借りしました