わたダメが好きすぎるので脚本を読んでほしい
3人の女優の人生から生まれたオリジナル脚本
わたダメ=「私じゃダメですか?」は、ユニバーサル・オーディション「ルーツ 」から生まれた作品。新型コロナ禍で表現の場が削られた2021年、それでも表現を諦めなかった808人の応募から選ばれた合格者42人のうちの3人、新野七瀬さん、織田美織さん、松井るなさんのリアルなセリフとエピソードから膨らませたオリジナル脚本を本人が演じている。
あらすじをかいつまんでいうと、「タイトルそのまんま!」。
詳しくは、こちらのnoteに。
4/3の配信を観てほしいんです(チケット発売中)
昨年10月に実演でお披露目するはずだった「わたダメ」。zoomで稽古を重ね、対面での稽古は2回のみ。昨年ならではの止むを得ない事情で公演当日に中止となり(詳しくは先ほどのnoteに)、日をあらためて無観客上演したものを収録した。お届けできないまま年を越し、気がつけば、当初の上演予定から半年近くになろうとしている。
作品は世の中に届いてこそ、生まれたと言える。土の下で雪解けを待つ新芽のように、芽吹くときを待っていた「わたダメ」。ようやく長い眠りから覚め、4月のはじめ、「月いちルーツ」と題したzoom配信企画の第2回でお届けできることになった。
4/3(土)20:00-21:30 大門弥生さんのカッコよすぎる独唱と2本立て上映とトークセッション。チケットはこちらで。わたしもパソコン前から観客として参加。一緒に観る人大募集!
予告編は、こちら。
脚本読んでみたいと漁師のリカコさんが言った
Clubhouseで出会って、ほぼ毎朝おしゃべりしているリカコさんという面白い人がいる。「私は旧暦で生きています。漁師なので潮目を読むんです」に始まり、「生活のために一時期ジャズバーやってました。ゲェ吐くほど働きました」かと思うと、「ホテルの支配人やったことあるんですけど」と言い出し、「本に書いてある人心掌握術、あれわたし、できてましたわ」とのたまう。
今日はどんなリカコさんを掘り起こせるのかと毎日楽しみで仕方ないのだが、そのリカコさんにルーツとわたダメの話をしたところ、
「脚本読んでみたい」と言われた。
「先に原作を読んでイメージ膨らませてから映像を見て、ここはこないなったんやな、と比べたりするの面白いやないですか。脚本てどんな風になってるんか、見てみたいし」
なるほど。上演作品に興味を持ってもらう前に、まず読みものとして出会ってもらうの、いいかもしれない。「ルーツ 」関係者と脚本のルーツである新野七瀬さん、織田美織さん、松井るなさんに快諾していただき、決定稿を公開することにした。
縦書きで読んでもらえるよう、PDFを貼りつける形に。著作権を守りたい&月いちルーツを観てほしいので、注意書きを。
Clubhouseものがたり交差点「わたダメを読む会」開催
Clubhouseものがたり交差点clubにて3/26(金)22:00「私じゃダメですか?」の脚本読み合わせを開催した。
ドタキャンの女王を待つ撮影現場で火花散る主役争い🧨秋元紀子💄×雨宮萌果💄×永倉由季💄今井雅子脚本「私じゃダメですか?」
出演はこちらの3人。
NHK FM青春アドベンチャー「アクアリウムの夜」でご一緒して以来のおつきあいで、Clubhouseで「さすらい駅わすれもの室」(原稿をnoteにて順次公開中)を7篇読んでくださった秋元紀子さん 💄
Clubhouseで知り合ったやっちさんの服部一輝さん取材ルームでの明るい巻き込み力に感心し、沖縄のなぞかけおじさんケーシーさんのなぞかけルームでさらに惚れ込んだ落研出身アナウンサーの雨宮萌果さん 💄
雨宮さんにご紹介いただいた演劇出身でアナウンサーの永倉由季さん💄
20年来のおつきあいの人、最近知り合って声だけ会ったことのある人、声もまだ知らない人の共演。
スリリングなステージになりそうと思ったら、主演の3人のうちの1人が誤操作で部屋を出てしまうハプニングが。ドタキャン女優に加えて、立ち消え女優も待つという予想外の展開。残る2人が役のまま消えた1人を案じ、合流するまでの数分が一番スリリングだった。