【歌詞考察】童謡『チューリップ』を考察


さて、第1回目はチューリップの考察を。

チューリップの歌詞


歌詞を載せておきますね。

「チューリップ」1932年 発表
作詞:近藤宮子、作曲:井上武士

さいた さいた
チューリップのはなが

ならんだ ならんだ
あかしろきいろ

どのはなみても
きれいだな


見て!この文字の並び。
無駄が一個もない!

童謡というのは、もしかしたら歌詞のミニマリストなのでしょうか?!
引き算の美学なのでしょうか?

失礼、少し興奮いたしました;

この歌詞で私が注目しているのは、ズバリ「チューリップ」の部分。

世界各国でのチューリップにまつわる伝説や昔話


チューリップにはいろんな伝説や昔話があります。
チューリップといえば!のオランダの伝説によると
「昔、超絶美少女が3人の騎士からアプローチされたのだけど、恥ずかしがり屋だった美少女は花の女神にお願いして、花に変身した。
その花こそがチューリップである。」
このお話だと、
チューリップ=美少女
ですね。

ギリシアでも、似たような伝説があります。
こちらでも
チューリップ=美少女
です。

そしてトルコでは
愛する人が亡くなってしまい、それを嘆いたフェルハドが自害。
そこから咲いた花がチューリップであるというお話があります。

どのお話でも
チューリップというのは人の命が宿っていると考えることができます。

また、花言葉は『博愛・思いやり』
命の温かさを感じます。

チューリップは食用でもある


それから、チューリップって食べることもできるんですって!
オランダなどでは食用チューリップっていうのがあって、サラダやお菓子なんかに使われるらしいです。
人の命にまた戻ってきてくれるんですね。

チューリップ=??


ということで、いろいろとチューリップについて調べると、
チューリップ=命・愛情
と私は変換できました。

チューリップの歌詞を解釈していこう


それでは、この歌の歌詞をどうやって解釈できるかな??

チューリップは今回、「いのち」と言い換えます
そうすると、冒頭の『咲いた』の部分は『誕生』と考えられますね。

産まれた 産まれた 命が

では、『ならんだ』は何かな?
『産まれた』の部分から『並んだ』をイメージすると、私の頭の中には【新生児室】が浮かんできます。
(ママだからかな・・・)

『あかしろきいろ』は?
産まれたばかりの赤ちゃんってほんといろんな色しているんですよ。
赤いあかちゃんもいれば、色白ちゃんもいるし、産まれた時から地黒さんもいるし、、、
人種によっても違うだろうし。

そして、大きめの子もいれば小さめの子もいる。
産まれたばかりですでに一人として同じ子なんていないんです。
個性がそれぞれしっかりとあります。

なので、ここでわかりやすく変換するならば、
『いろんな子がいるね』

新生児室に並んでる
いろんな赤ちゃん


『どの花見ても きれいだな』
は、もうそのままですね。

どんな命も等しく 美しいね
でもいいし、
どの赤ちゃんも可愛いね
でもいいかも。

チューリップの歌詞を解釈するとこうなる


解釈バージョンのチューリップはこんな感じになります。

新しく産まれた赤ちゃんが並んでいる新生児室
いろんな子がいるね

どの赤ちゃんも美しい

まとめ

これはあくまでも私が考えた解釈です!

私の中では、チューリップって、愛おしくて愛にあふれている歌なんだな〜って思います。
歌から入りましたけど、花屋さんで咲いているチューリップを見ていると、優しくて、可憐で、慈愛に満ちたオーラを放っているようにも見えてきます。

みなさんも、歌詞について考察してみるのはいかがでしょうか?


それでは!

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