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【まさこの実験観察日記】ベビーカーVS抱っこ紐プロコン分析結果🥸
赤ちゃんが生まれたらベビーカーでしょ😏
機械工学専攻の血が騒いで🤣
多機能だサスペンションだ変形だ軽量化だと、カタログスペックに心奪われて😍
生まれて即、購入!!!
1か月の待期期間?が明けて、連れ出せるようになった乳児を乗せて早速お出かけ~💛
\何度でも言おう~/
機械工学を専攻するものとしては、ベビーカーは動くおもちゃ🤩
ああ、押しているだけで楽しいっ! ベアリング、サスペンショーン!💛
まさこ幸せ~💛💛💛💛💛
ん?
うちの息子は夏生まれ。母親としてちょっと冷静に考えてみたら、高温のアスファルトの路面に私より近い位置にいる彼は絶対に私より暑い🥵
しかも、私が一生懸命「いやぁ、みっくん、あそこのお花屋さんのお花が今日も綺麗ね」なんて話しかけても、軽快に転がる車輪の回転音と道路のロードノイズで全く聞こえていないのではないのか!?そして、私の指さす先が彼の目線からは見えないのでは!?と疑問に思った。
ベビーカーのメリット:確かにベビーカーは便利だー💛
なんてったって超でかくて重いマザーズバック※注
(※注:外出先で発生しそうなトラブルに速やかに対処するための全てが詰まった避難グッズばりの内容と重量を持つ特殊カバン)
赤ちゃん載せてハンドルにバック掛けたら、あら不思議。
倒れず楽々4輪がしっかり転がってくれるのでスムーズに移動可能! ハンドルにフックを足せば晩御飯のお買い物袋まで楽々運べちゃーう💛
ああ😌 設計した方を機械工学者としてお慕い申し上げます😘
ベビーカーのデメリット:
一方、 声が聞こえにくい 地熱で暑い 同じ目線で見ていない これが当時私が感じたベビーカーの デメリット。
機械工学者の母ではなく脳科学を学ぶ母として、ベビーカーメインの移動にするか抱っこ紐にするか考え、とりあえずベビーカーなしの選択をしてみました。
抱っこ紐という選択肢
いざ、抱っこ紐を選ぼうと調べたらこちらもいろんなタイプがあり、カタログスペックでもいろいろあったけど、どうもカッチャンコがたくさんあるのは不器用でめんどくさがりの私にはどう考えても不向き・・😢
というわけで、興味を持ったのが一枚布でできているスリングタイプの抱っこ紐。布をひろげてひょいと赤ちゃんをいれるだけだし、めんどくさくなさそう😁ということで、スリングを使い始めてみました。
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抱っこ紐のデメリット
いざ、使い始めてみるものの常に赤ちゃんを体にまとっている状態なので
\重いーーーーーーーーーっ!/
マザーズバックとお買い物袋と赤ちゃんと総重量、常に30Kgぐらいいくんじゃない😩って感じです。
抱っこ紐のメリット
も。息子のおくびが座ってカンガルーや縦抱っこ状態でスリングが使えるようになると、私の視野と彼の視野はほぼ同じ。
色とりどりに咲いているお花も、刻々と色が変わる夕焼けのお空も、おいしそうな四季折々のお野菜も、指をさせば簡単に彼に伝わり、言葉の理解が格段に速くなりました。
1歳児検診の時には「まま わんわん いたね~」と単語ではなく3語程度を組み合わせた文章で話せるようになっており、とにかく意思疎通がかなり早期段階からできるので本当に楽🤣
さらに抱っこ紐のメリットは続きます。彼がご機嫌斜めでもすぐに感知可能!
何がいやなのか、何を求めているのか、密着しているからだがもそもそ動き出すので、タイムリーに把握が可能&対処可能で、彼との信頼関係が強化されたと思います。
脳科学の論文においても、
Significantly more experimental than control infants were securely attached to their mothers.とかbabywearing mothers were more likely to interact contingently in response to infant cues than non-babywearing mothers during an in-lab play session.
ベビーカーで育った子供より、抱っこ紐で育った子供のほうが母親との親密度が強く、母親も子供の変化に対して気が付きやすい
といった結果が報告されており、これらの抱っこ紐のメリットは、私だけに起こった特別なことではないようです。
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直接の因果関係を調べた研究はみつけられなかったものの、実際の実験結果として面白かったのは・・金銭的メリット!😋
実は、彼が大きくなるにつれだんだん重くなってくるので😅歩けるようになるとドンドン歩いてもらうように促す!!😂
自分の荷物(おむつやらおやつやら)は彼に自分で小さなリュックに背負って歩いてもらうことも多くなり、(そしてよくコケる)結果として、自分の身体を自分でコントロールできるようになり、違和感を感知する脳力が高まったのか、1歳のうちにおむつがとれ、それ以降、おむつを持ち歩くこともなくなりました。
(おむつ代、高いので金銭的メリット大!親孝行じゃ~😭💛)
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実験の結果として
/抱っこ紐は脳科学的なメリットデカかったよ~\
という結論をご報告させていただきます。
まとめ
うちは一人っ子でしたので、まあ、だっこでも機動力よくいろいろ動けましたが、お子様がたくさんいらっしゃる皆様にとっては(うらやましい~💛)
「だっこ紐、いいかもしれないけど、そんな、子供それぞれみんな抱っことか無理だよ~」(体力的にも!!)って思われることと思います😅
ムリして抱っこしてママが疲れちゃって悲しいお顔をしていることは何をおいても、お子様の脳の発達によくないことですのでまずはママがハッピーな状態でいてくださることを最優先の大前提にしたうえでもし、少しでもこの実験結果や論文の結果を面白いと思って下さるのでしたら、
ベビーカーにお乗りいただいているお子様に何かを伝えるときには、一旦、ベビーカーをとめてお話をしてさしあげるとか、
目線を落とすとか、逆にそのときだけでも抱っこして一緒の目線にして指さしてあげるとか^^
たまには少し、距離が近いところぐらいは、お一人ずつ距離を決めてだっこしてゆっくり歩いて行かれるだけでも抱っこ紐のメリットはあらわれると思います🥰
抱っこ、重いですが体力つくし、足腰鍛えられるし、いろいろ新しい発見もあると考えれば、私達の身体にも脳にもいいかも^^ですよ。
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余談
スリングはまだ大事にとってあります^^最後に使ったのは小学校3年生ぐらいでしょうかw スリングを見つけた息子が入ってみたいと言い出し、私も入れてみたいと思い😂いれてみましたが(写真がみつからず残念!)
デカい!!でも入れた!!! 小学校になっても、ふざけてぎゅっとくっついて抱っこして爆笑しあえるのも抱っこ紐(スリング)でずっと抱っこして過ごした時間があったからこそ。スキンシップが当たり前になって大きくなったのもとてもよいことでした^
参考文献
Does infant carrying promote attachment? An experimental study of the effects of increased physical contact on the development of attachment, E Anisfeld et.al.., Child Dev, 1990 Oct;61(5):1617-27.
Culture, carrying, and communication: Beliefs and behavior associated with babywearing, Emily E. Little, Infant Behavior and Development Volume 57 November 2019, 101320