ユーチューバー「ヒカル」についての考察⑤ サムネの金額と再生数の関係性について
2018年10月
10月からカルピンの活動が本格化し、ラファエルさんとのコラボが目立ってきます。
企画内容よりもコラボする方々で動画がおもしろくなっています。
炎上軍・ラファエル・レペゼン地球はやっぱり強いですね。
100万再生をぽんぽん超えてくる動画が多く、44%の動画は100万再生を超えています。
誰とコラボをするかは大切ですね。
また遊戯王の絶版動画はやはり強いですね。ただ、再生数が1位2位と長いのに「宝探し」動画があまり伸びていません。
それを除くと動画時間と再生数は相乗効果があるように見受けられます。
2018年11月
11月には衝撃的な動画が出てきます。
散布グラフで飛び出しているものが2つあります。
1つは動画時間。↓こちらです。
動画時間:1時間28分 再生数:237万回(2019/01 現在)
カジサックとのコラボ動画なのですが、ついに約90分の動画が出されました。
ほぼ映画です。
2つ目は再生回数。
動画時間:44分 再生数:403万回(2019/01 現在)
この2つはズバ抜けていますね。
これはまた今後解説していきますが、ゲレンデを買わせる動画はサムネが強いです。これだけで:
・ストーリーが伝わる
・お金のイメージ
・キャラが出てる
サムネだけで「伸びる」とわかる動画です。これだけでおもしろいですからね。
11月の平均再生時間が減っている原因はカルピンの影響もあります。
カルピンを除くと平均動画時間は28分になりました。
ほぼ1番組の長さですよね。
この月はこれからのコンテンツの土台を作っているように感じられます。
そして次が2018年、消火活動最後の月です。
2018年12月
ここまでくると昨年の炎上の鎮火が見受けられます。
ヒカルさん曰くアンチは動画を見ている2%しかいないとのこと。
450万再生の動画に1万コメントがきているから、単純的に2%がアンチということです。
そしてほとんどの動画にラファエルさんが登場します。
2018年12月6日に出した動画があるのですが、これが炎上を起こしてから1年経った時の動画です。
この時の評価ボタン数とコメント欄を見ていただくとわかる通り、消火活動は完全に成功しています。
そして年末にこの消火活動を畳み掛ける形で「俺たち金持ちYouTuber」が発表されました。
これは300万再生はいくコンテンツですね。
この1年で
・女性ファンの獲得
・「お金=ヒカル」のイメージの強化
・長時間動画の強み
・YouTubeとは別のカルピンの活動
といった成長を見せたヒカルさん。
いやすげえわ。
サムネの金額と再生数の関係性について
さて、ここまで2018年1月〜12月までのデータを簡単ではありますがとってきましたが、はたして「サムネの金額と再生数の関係性はあるのか?」という疑問を解いていきたいと思います。
1月〜12月の黒いグラフを見てみると、使う金額が大きければ再生数が上がるということはありませんでした。
少額でも再生数を稼いでいる動画もありました。
けど、「使用金額が1000万円を超えると再生数が変わるんじゃない?」と思って1000万円以上を使った動画の再生数を調べてみました。
するとこんな感じ。
赤い折れ線と右側の数字が使用金額。
青い棒と左の数字が動画再生数です。
必ずしも使用金額と再生数は比例しないということがわかります。
ただ再生数は100万再生以上いっています。
つまり絶対数は大きなる傾向にあります。
やっぱりお金を使う企画は強いということですね。