【Helen McCroryを追悼して、ギャングについて考えた話】
女優のHelen McCroryが先日亡くなったのが結構ショックで、ひとり静かに追悼!と思ってPeaky Bindersを見直している。
そもそもギャングって何よ?
Peaky Blindersはイギリスのギャングドラマなんだけど、見ているうちにアメリカで見た街中の電線に引っ掛かっている靴のことを思い出した。
友達に聞いたら、それはギャングの縄張りを表す印だから、靴がかかっている近辺は暗くなったら出歩かない方がいいよ。(抗争に巻き込まれたら厄介よ😇)とのこと。
特にロサンゼルスのダウンタウンとかだと、電線に5、6個の靴が引っかかってるところもあって、パスポートの更新をしに来ただけなのに、しかも昼間なのにおっかなびっくり周囲を歩いたことを思い出す。
しかしいまだに私はギャングの正確な定義がわからないのだ。
日本のヤクザ、イタリア系のマフィア、そしてギャング。
全部反社会的勢力なのはわかるけど、=で繋いでしまっていいのだろうか?というのが私の現在のもっぱらの問いである。
Peaky Bindersをホロスコープ的に見ると面白い
そして話は飛ぶ。
Peaky Bindersはホロスコープ的に分析しながら見るとめちゃめちゃ面白いのだ。
Peaky Bindersに出でくる組織のメンバーは、イタリア系でも、ジプシー系でも、ユダヤ系でもほぼ家族で形成されている。
ホロスコープでは家族は蟹座は象徴する。義理人情や縁故も蟹座っぽい。つまり、ギャングはとっても蟹座っぽいわけだ。
この蟹座っぽいドラマ。実は向かい合う位置にある山羊座っぽさも強烈に濃厚だ。
山羊座は国家、権力、伝統などを表す星座。
このドラマの舞台は第一次大戦後のバーミンガムなので、泥沼の戦争体験や、警察権力の腐敗、アイルランドの独立運動、宗教的対立に基づくアイルランドとスコットランドの揉め、社会主義体制への脅威(どれも国家的体験だ)も描かれている。
そしてある意味で歴史ドラマの管轄も、やっぱり山羊座だろうと。
そういう意味で、蟹座と山羊座の補完関係でできてるのがこのドラマなんだろうなぁ。うまくできてるなぁと思いながら見ていた。
チャート上でもダイナミズムを感じるストーリーって、展開はあるけどまとまりもあって面白い。
だから、脚本家の中園ミホさんが占い師になったと話題だけど、それもなんかよくわかる。
配役もホロスコープ的に完璧
またこのドラマは、配役がホロスコープ的にパーフェクトだ。
主演のCillian Murphyは双子座で相当に頭の切れる役を演じていて、重くなりがちなドラマにいい風を吹かせてる。
Cillianの敵役の警察官、Sam Neilと死別してしまう奥さん、Annabelle Francesは双子座と90°の乙女座。(つまりギクシャするのです。)
Cillianの兄のPaul Andersonと弟のJoe Coleは、双子、獅子、水瓶でメディエーションの配置。揉めるけど、解決策もあるのでなんか長持ちする感じ。
愛情が故にバチバチやってるHelen McCroryと息子のFinn Coleは、獅子と蠍で90°スクエア。
そして、息子のFinn Coleと妻のAna Taylor-Joyは、蠍、牡羊で支配星がどちらも火星。なんか根っこのところで似てるんだと思う。
なるほど。ああなりますわな。と納得できる配役で、違和感が全くない。
ちなみにヤクザものに多い金とセックスの描写は非常に牡牛座っぽい。この頃は地のエレメントの時代だったもんなぁ。
また、このドラマによく出てくる水路とボート、馬は何座っぽいのかなと思ってたんだけど、近距離の移動を表す双子座なのかなと、目を凝らせばそこにホロスコープ的モチーフ。
ドラマは5シーズンまであるので、まったり見ながらHelen最高!と思い続けることとする。
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