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本質を見抜くための方法(1/2)

  • 本質を書き並べるとそれは特徴と変わらない(本質は特徴の部分集合である)が、ビジネスに欠かせないのは特徴ではなく本質である。

  • 課題解決に取り組むためには、すべてを万遍なく扱うのではなく、本質に着目することが欠かせない。

  • 本質を見極めるためには、事前の準備として概念化が欠かせない。


ビジネスで直面する「正解のない問題」を解くには、本質を見抜く必要があります。

本質に関しては過去にブログに書きました。 


本質を書き並べるとそれは特徴と変わりありませんが、ビジネスに欠かせないのは特徴ではなく本質です。

価値をつかさどる特徴や目的を達成するために欠かせない特徴のことを、私は「本質」と呼ぶことにしています。

ビジネスや社会が加速度的に複雑化する時代にあって課題解決に取り組むためには、すべてを万遍なく扱うのではなく、本質に着目することが欠かせません。ところが、物事や状況を押しなべて漠然と眺めていたのでは、本質を見極めることはできません。

本質を見極めるためには、事前の準備として概念化が欠かせません。


これまで、私はブログを通じて、本質を見抜くために欠かせない「概念化の手法」を紹介してきました。

[これまでに紹介してきた概念化の手法]

  • キーワードを洗い出して概念モデルを組み立てる

  • 概念モデルを活用して具体と概念の両面から考える

  • 概念モデルを眺めて概念を言葉にする


「キーワードを洗い出して概念モデルを組み立てる」と言われてもイメージがわからない人には具体的な手順を紹介しました。

  1. キーワードを洗い出す

  2. キーワードを構造化する

  3. キーワードを軸にした枠組みを準備する

  4. 枠組みをコンテンツ(中身)で埋める(=概念モデルの完成)

  5. その後の検討や議論を通じて概念モデルを充実させる(=概念モデルの熟成)


今回は本質と構造化の関係について話をしました。
これを機会に、ぜひ構造化に取り組んでみてください。
次回は、本質を見抜くためのちょっとした工夫を紹介します。


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