AI化ロボット化の社会で幸せに生きたい人が読む本
特に第5章からおわりに までの一連は久々に読書で鳥肌が立った!ちょっと泣きそう。。
「もっと楽しく!」「もっと好きなことを!」「もっと自由な社会を!」
筆者の平和で幸福感に溢れる社会への並々ならぬ挑戦意欲が、自分にはとても頼もしくて勇気づけられる内容で、めちゃ感動(T T)
3人の大学教授の研究事例、手、アンドロイド、パソモビなどの紹介を通じて日本と世界のAI化ロボット化研究の現在地を浮き彫りに。配送、医療、教育、食料などなど、多岐なジャンルの未来予想図もふんだんに。
これで読んだらとりあえず子供に、進化には手が大事なんだよ。分かるかね。( ̄∇ ̄) みたいなことを言えるようになります笑
そこから人間の本質的な、根源的な課題の克服も見えてくる。ロボットのインタラクションデータがネット経由でクラウドに保存されることで死の克服に対する解になる可能性。身体拡張による生身の人間である制限からの解放。などなど。
「AIに仕事を奪われる」といった次元の話ではなく、リデザインされる世界でどう生きるか。
この問いがとても本質的で印象深いりこれが理解できる人とそうでない人で、格差が大きくなるのは必然だろうと思う。
そう考えるとAI化に抗う人はいよいよ滑稽。火力も原子力もAIも。テクノロジーを適切に管理してこそ、人間が知的生命体として存在できる。それらを放棄するなど進化を断つばかりか退化の一途になると思う。
さて、既存の仕事はAIに任せることになる。そのことで人間はどんどん自由な時間が増える。
そこで、あなたは何をしますか?
これこそがAI化ロボ化社会を生きる個々人に与えられる課題だ。
で、著者の回答は明確。
好きなことをやりましょう。
好きなことが分からなければ、みつからまでやり続ければいい。それが可能な時代。社会もそれを支援する時代。
既存の教育システムでは、何を学びたいか?何をしたいか?と自問する力を養うカリキュラムになっていない。
だからHIUがある。好きなことをやる人、すぐ行動する人の集合体。その環境で、好きなことを見つけ、人生を楽しいものにしていけばいいじゃん、と。
自分はそれで救われた一人なので、とても合点がいく。
AI化、ロボット化をどう受け入れて、幸せになれるか。人間は新たな進化のフェーズに立っていることをリアルに実感させてくれる、超超超良著。
最先端の情報を分かりやすくキュレーション。そして変化する社会の中でどう生きたら幸せになれるか、明確に回答。
やっぱスゲーわこの人。