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パラグラフリーディングの意義と使い方

こんにちは。
現役で塾講師をしたり、作業療法を学んだり、絵本脚本家などをしておりますmasakiです。


昨日で、「大学入試共通テスト 英語」の解答解説が終わました。
私は毎日、数時間に1回更新されるダッシュボードを、分析しています。
ありがたいことに多くの方に閲覧していただいて、うれしい限りです。
ありがとうございます。

そんな「大学入試共通テスト 英語 解答解説」
第一問目はこちら
第六問目まで、ページを分けて書いています。
見ていただけると嬉しいです。
すき、フォローしていただけると、
ねこの様になつきます。


そこで今日は、
大学入試共通テストを解く際に多用していた、
パラグラフリーディングの
意義と、使い方について、
ここに残しておこうと思います。

英語で点数を取りたいのなら、
知っておくべき技術ではないか
と、思います。


パラグラフリーディングの意義

パラグラフリーディングの意義は、

「どこに、なにが、
書かれているのかが、
分かること」

だと思います。


私自身、学生のときに、当時の先生に
「長文はどうやって読むんですか?」
と、聞いたことがあります。
#実は英語は
#一番の苦手科目だった


先生たちは、
「問題文から読んでごらん」とか
「スラッシュリーディングをしてごらん」とか
「英語を英語のままで理解すればいいんだよ」とか
言ってくれました。


正直どれも合わなかったです。
個人の意見なので、
これらがダメだと言っているわけでは、
ありません。


そこで、なんでわからないんだろうと、
考えました。


皆さん、一回は経験ありませんか?
なんでそこに注目するってわかるの???
と、
問題集の解答解説を読んでも、
日本語訳をベースにしていて、
訳さないと解けないのかなぁ
とも、思っていました。


とりあえず、コイツ(msaki)が考えることは
実験ですね。
和訳のスピードを早めたらどうなるんだろう
と、実験を始めてみました。
以前、「長文の解き方。そして、教え方。」
でもお伝えしましたが、
品詞分解をひたすらやっていました。
100個、、、

200個、、、

300個、、、

と、続けていくとあることに気づきます。

「あれ、英語文って伝えたいこと順で、
作られていないか?」
と、
伝えたいこと順とは、5文型のどれかが、
先頭寄りに位置しているということです。
日本語だと、
伝えたい事って
最後にもってきがちじゃないですか?
オチを最後にもってくるとか。
#このnoteみたいにね
英語だと、
それと全く逆のことが起きている様に思いました。

そして、品詞分解の副産物として、
英語文は、どんなに長くなっても
「必ず、5文型のどれかに分類される」
とも、分かりました。


まとめると、
「伝えたいことが先」
「1文はどんなに長くなっても、
5つの型に分類できる」

ということが分かりました。


次に考えたことは、
「伝えたいことが先」というのは、、
「段落(パラグラフ)でも
同じことが起きるのではないか?」
という、仮説です。
ここから先は、当時良問と言われていた、
センター試験の過去問や、
その他問題集、
私立大学の過去問
を、ひたすら解いていきました。


つまり
「段落(パラグラフ)の先頭(一文目)に、
その段落(パラグラフ)で伝えたいことが、
書かれているのではないか」
これを実験してみました。
すると、ほぼすべての文で、
これが証明されました。

つまり、

「段落(パラグラフ)の先頭(一文目)に、
その段落(パラグラフ)で伝えたいことが、
書かれている」

ということです。


これによって得られたものは、
長文で、
「どこに、なにが、
書かれているのかが、分かること」

です。
これをとても使っているのが、
大学入試共通テストの
第4問目だったり、
第5問目だったり、
第6問目だったりします。


パラグラフリーディングは、ドラクエに例えると、
ダンジョンの地図を手に入れる行為ですね。
地図を手に入れるから、
ここは行ったところ、そうでないところと、
分かりますし、
冒険のしやすさも全然違いますよね。
#なぜドラクエ
#好きだから


パラグラフリーディングの使い方。

さて、パラグラフリーディングの意義は
前述した通りです。
次は、その使い方を説明しましょう。
前述した通り、
パラグラフリーディングを使って、、、
正確に言うなら

「段落(パラグラフ)の先頭(一文目)に、
その段落(パラグラフ)で伝えたいことが、
書かれている」

ということを使って、

「長文のどこに、なにが、
書かれているのか」
が、分かりました。


センター試験の過去問や、
その他問題集、
私立大学の過去問
を、解き始めて、
パラグラフリーディングのこの意義は、
かなり早めに気づきました。


しかし、これだけでは、
まだ解けなかったんですね。
なにが足りないんだ。
ひたすら解きました。


ところで、みなさん
デート行くときってどうしますか?
行きたい場所(土地)を決めて、
行きたいお店(具体)を決めますよね。


そう!!
パラグラフリーディング(地図)だけでは、
行きたい場所(土地)
しか分からない!!!
そりゃデートが上手くいくはずがない!!

相手の行きたいお店(具体)を
考えなければいけませんね!!!
行きたい場所だけ言って、お店は任せるわなんて
モテるはずがありません!!!


そこで、問題の分析です。
どんな問題なのか?
これを考えるのが問題の分析です。

気を付けなければいけないのは、ここで
ここまで出来ていない人は、とても多いです。
問題の分析ではなく、
問題を見ているだけの人がいます。


例えば、大学入試共通テストでいうと
第6問目のA問題

「問題を見ているだけの人」は、
ポスターの穴埋めの問題というでしょう。

一方「問題の分析をしている人」(masaki)は、
問題番号39は、短期間での効果を答える問題

問題番号40は、長期間での効果を答える問題

問題番号41は、解決策を答える問題

問題番号42は、まとめを答える問題

と、していますよね。


問題の分析をすることで、
「長文の中で具体的に見るべきこと」
(相手の行きたいお店)
が、分かります。


これによって、
「長文の中で具体的に見るべきこと」(内容)
「長文のどこに、なにが、
書かれているのか」
(地図)
そろいました。


msakiは、この二つを使って、長文を解くことを
パラグラフリーディングを使って長文を解くと、
定義しています。


これを身に付けた当時受験生の私は無敵でした。
内容地図が分かっているので、
そこだけ読めばいい
今になって気付きますが
長文全てを問われる問題なんてないんですよね
つまり、長文全てを読まなくても
楽に解けるということです。

パラグラフリーディングを使って長文を解く

の真髄は、
読む場所と、
読まない場所が分かるということです。
決してスピードではありません。
結果として、解くスピードは速くなりますが、
それは結果論です。


読むべき内容(問題分析)と
長文の地図(パラグラフリーディング)が
あることで、
どんなに長い長文でも数分で解くことが出来ます。


しかし、決してパラグラフリーディングを使って解けば、すぐ成果がでるわけではありません。
#そんなに甘くないよ
何回も何回も問題をといて、
解き方を身体にしみこませることが必要です。
一朝一夕で身に付く技術ではないことを
覚悟してください。


私は独学で、これを発見しました。
独学で学んだ者(masaki)と、
先人の教えがある者(あなたたち)は
成長の加速度がちがう。

道を作りながら進んで行くのと、
出来上がった道を駆け抜けて行くのでは
成長の加速度がちがう。
私は、あなたたちを応援しています。


最後にまとめです。

英語長文問題の解き方!!

①.問題の分析。
これは、デートで行きたいお店(具体)
を決めるようなものです。
具体的でないとモテませんよ。
「長文の中で具体的に見るべきことを、見つける」
ということです。


②.パラグラフリーディング
これは、ドラクエのダンジョンで
地図を見つけるようなものです。
地図がないと迷いますよ。
「長文のどこに、なにが、
書かれているのかを、見つける」
ということです。

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