集団面接で一緒だった就活生が「おひさま」だった話
先日、ある会社の集団面接に行きました。
会場である本社は、家から電車やバスを複数回乗り換えして行く場所にありました。
その日は乃木坂46の27thシングル「ごめんねFingers crossed」の配信が開始された日だったので、
シングル収録曲だけを永遠にリピートしながら電車で移動しました。
名古屋駅で乗り換え、大曽根駅へ向かい、
大曽根駅では「ゆとりーとライン」という交通機関に乗り換えました。
これがまたおもしろい交通機関でした。
地元の方々はよく知っていると思いますが、
バスにレールがあるというようなかんじです。
走行する道は上下が激しく、高さも高いので、
アトラクションに乗っているような感覚でした。
そうして到着した本社での集団面接は、
僕も含めて就活生3人でした。
面接が終わり、最寄りのバス停まで歩き出そうとすると、
一緒に面接を受けた就活生の方が、
「よかったら車乗ってきますか?」
と声をかけてくださいました。
僕はお言葉に甘えて、大曽根駅まで乗せていただきました。
車内トークでは、いろいろあって
その就活生の方が「おひさま」(日向坂46のファン)ということが発覚しました。
車内ではアイドルの話や就活の話をして、
自分もいつの間にか初対面の人とこんなに普通に会話ができるようになったのかと思いました。
初対面の人と閉ざされた空間で二人。
少し前の自分には耐えられない状況です。
握手会会場の生写真トレードのスペースで見知らぬオタクたちと話す経験が役立ったのか、
教育実習でコミュニケーション能力に磨きがかかったのか。
人は変われるものですね。
今では人と話すことに全く抵抗感がないどころか、
むしろ楽しいです。
大曽根駅まで乗せていただき、大変感謝しております……
帰りの電車でも、
「ごめんねFingers crossed」の収録曲を永遠にリピートして帰りました。
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