【Webライター】スキルアップしなかった人の末路

日本の会社は、例外を除き基本的には従業員をクビにはできません。とはいってもそれに近い状態にすることはできます。

それは要らないと思った従業員をタコ部屋などに異動させてしまうことです。

僕の身近で最近起こったことですが、パソコンがあまり使えない備品回りを管理する従業員がいました。約400人分の備品回り整理なので、それなりの労力が必要でした。ところがコロナも終わりその役割はあっという間に激減してしまいました。委託業者に任せれば10万円で出来てしまうことです。

通常なら大切な従業員なので、別の人手が欲しい部署に異動してもらって引き続き活躍してもらう配慮をします。

ですが、この方はパソコンが劇的に使えなかったため、ちょっといじわるな人からみれば「要らないんじゃね!?」と思われてしまいました。

そこから、辞めろ、消えろの怒涛の攻撃が始まりました。残業をさせない、1時間ごとに何をしていたか報告させる、苦手なデータ整理を依頼する、今までやっていた業務を午前中で終わらせて昼で帰れと言う。などなど一気に畳み掛けてきました。

最後には別の事業所に異動させられてしまいました。しかも1か月だけの短期契約。このままじゃ無職になります。生活できません。しかも異動させた先は割りとパソコンを使って大量のデータ入力をする部署です。無理でしょう。

僕はもうその会社を離れてしまっているので、内情は知っているものの何もすることができません。改めて、会社ってこんなもんだよなと思わされました。

とてもいい会社なんです。でも少しボタンが掛け違いが起こるだけで、人間の汚い感情が表に出てきて、仲間を仲間と見なくなってしまう人もいるんです。

つらつら書いてしまいましたが、何が言いたいかというと、やっぱりスキルは身に付けておきましょう!!ってことです。できれば会社に寄り掛からず自分の力で生活できるくらいのお金を稼げるくらいにはなっておきたい!ってことです。

僕は会社員という立場が好きです。仲間と何かをやり遂げた瞬間はこの上ない喜びや楽しさがあります。それはなかなか一人のフリーランスでは味わえないものがあります。

ですが、昨今の日本の情勢を鑑みると、給料は上がらない、通勤手当にまで課税される、社会保険料がまた上がる、ボーナス出ない、人員削減していく、ガソリンがバカ高い、など明るいニュースがなかなかありません。

会社員としてこの先20年、30年と生きていけるかはかなり不安定だと思っています。

日本はかつて一億総中流と言われました。しかし令和の日本は一億総貧困です。格差が広がっているのではなく、だいたいみんな貧困なんです。

そんな中の生存戦略は手に職を付けるじゃないけど、複数のインカムを持つことだなと感じています。

恐い社会ですがこれが現実です。Webライターでもなんでもいいけど、日々の挑戦は欠かせないと思います。そうしないと、本当に生きる糧のない、じじばばになってしまいます。

皆さんは何か準備していますか。歳を取ったら何かと億劫になり、何もしなくなるでしょう。その前に手を打たないと結構人生ハードモードになってしまいます。

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