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タックル問題をTVで流すと通販番組の電話が鳴り止まなくなる問題


テレビのワイドショーではいろんなニュースが流れていますよね。

タックル問題だったり芸能人が不倫をしたり。

けど冷静になって考えてみてください。

これってどうでもいいですよね?

自分の人生になにか意味ありますか?

たとえばタックル事件において自分がアメフトをしていたり、友達が巻き込まれている事件なら関係があるかもしれません。

けど視聴者の99%以上の人達はまったく関係ない人たちです。

本当は「どうでもいいこと」なんです。

ではなぜマスコミは「どうでもいいこと」を流し、私達は「どうでもいいこと」を気にするのでしょうか。

そこには心理学的にしっかりとした正しい理由があります。


ワイドショーでは、視聴率の取れるネタは殺人事件や北朝鮮問題だそうです。

ここに共通していることは恐怖をあおることです。

人間は自分の身に危険を感じるとそのことが気になったり目がいったりする生物です。

自分の命を守らないといけないので。

命の危険を感じると意志力を消費してしまい集中力が散漫になります。

集中力が散漫になった状態でワイドショーの間のCMを見るとどうなるのでしょう。

そうです。
その商品を買ってしまうんです。

タックル問題の場合は受動ストレスによる意志力の低下です。

これも身の危険と同じ作用を体にもたらします。

そのワイドショーのCMに通販番組があればすぐに電話をかけてしまいます。

つまり恐怖をあおって身の危険を感じさせると購買意欲が増加してしまうんです。

だからそのスポンサーに支えられているワイドショーはどうでもいい自分とは関係のない恐怖をあおるネタで商品を買わせようとしているのです。

そうならないための一番の解決方法はTVを見ないことです。

TVによって自分が何かを得ましたか?
それが投資になっていますか?
自分へのリターンがなにかありますか?

もしTVがムダだとわかっているなら、外へ出ていろいろなものを見たり体験したりしましょう。

家にいるなら読者をしましょう。

TVを見て意志力を消費せずに、自分の時間とお金を違うものに投資しましょう。

投資とはなにか?も考えてみるのもいいかもしれません。

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Mail:
masakiango2ka@yahoo.co.jp

参考文献:
「影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか」ロバート・B・チャルディーニ

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