デジタルデトックスのススメ。リトリートに行って「スマホ脳」を読んだことを思い出した。
昨日、デジタルデトックスを目的として、リトリートに行ってきた。リトリートといっても地方のリゾート地に行ってリラックスするというのではなく、1人で都心から30分のお気に入りの温泉施設に行っただけ。
温泉施設に到着したらまずゆっくり1時間ほどお湯につかる。着替えて館内着に身を包み、完全リラックスして休憩。
その後もう一回お湯にゆっくりとつかる。もう一度着替えて、スマホはロッカーに置いたままにして簡単にお仕事。
疲れたら、またゆっくりとリラックスして、横にゴロン。横になりながらも、物思いにふけったり、アイディアを張り巡らせたりして楽しむ。
最後にもう一回お湯につかって、帰宅。
午前10時から午後4時までの間だったが以上にリラックスして体も心身ともにリラックスできた。質の高い、いい仕事もできた。
お風呂に入っている間は強制的にスマホから遠ざかることができる。
脳と体がリラックスしているので、いろんなアイディアが浮かぶ。その場でメモを取れないのが残念だけれども、絶対に忘れないようにキーワードなどを脳に記憶させる。
お風呂から上がったときにすぐそれをメモ。非常にクリエイティブな時間でもある。
そういえば以前、ヘッダー画像のスマホ脳という本を読んだことを思い出した。この中で一番印象的だった事は、スマホ依存になると報酬の先延ばしができなくなるというエビデンスだ。
私たちは目の前の利益や欲求を抑え、得られる報酬を先延ばしにすることによって後々得するこという事はたくさんある。
例えば目先の快楽や欲求を優先させて毎日500円お酒を飲むとしましょう。1ヵ月で酒代1万5000円だ。
この1ヵ月1万5000円の消費を例えばつみたてNISAなどに回すことによって10年後はどうなるのか。
お酒を毎日飲んでいる人はもちろんゼロ。しかし1万5000円を毎月つみたてNISAで積み立てしていた人は最低でも180万円、いや下手したら240〜300万円位の資産になっているわけだ。
スマホ依存になると、この報酬を先延ばしにして得るというような概念が頭の中で搾取されていくということ。
ビジネスなどにおいても、目先の利益にとらわれず、いかに中長期的に物事を考えられるかが成果を出す上でも成功する上でも重要だ。
こういうリトリートの機会とデジタルデトックスの機会を自分から設計して作りスマホから離れてみる時間を持つと改めて、スマホが私たちの脳を破壊していることを感じる。
しかし私たちはスマホなしの生活と言う事はありえない。自分の目標や夢を達成するためにも、スマホを情報収集の手段にする事はとても大事だ。
大事な事はスマホにコントロールされるのではなくスマホをコントロールすること。
主従関係で言ったら主人がスマホになってはいけないということ。
スマホをコントロールするためにできると思ったアイディア
1:人生を消費しするスマホ生産者の利益の仕組みを知る(スマホ脳などの本を読んで)
2: 自分の人生の目標達成に必要なもの以外の通知を切る
3:必要ないアプリはどんどん消す
4: スマホを開く前に、開く目的を確認する習慣をつける(目的を達成したらガッツポーズしてすぐ切る)
5:日頃からできるだけ遠くに置く(寝室に置くのは絶対にNG)
世の中を見回してみると(特に電車に乗った時などわかるのだが)、スマホにコントロールされている人が少なくとも8割ぐらいはいるのではないか?
という事は、スマホをしっかりとコントロールできればそれだけで自分が大勢から抜け出すことができるということだ。ある意味これは大きなチャンスなんだ。
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