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エレベーターの開閉ボタン。(追記あり)

UIデザインの話でよく出てくるのがエレベーターの「開閉ボタン」。いろんなデザイナーさんたちがこぞって「私ならこうする」と投稿していて、とても面白いですね。


そこで、私も考えてみました。

それがコレです。



どうです?なかなか分かりやすいと思うんですが。
意識したことは、

【1】 言語(日本語/英語)は使わず、デザインだけで伝えること

【2】大がかりな工事をしなくても、安価に"シール"で改善できること。


このデザインの一番のポイントは「ワクからはみ出てる」ところです。

これまでデザインされたものの多くは、「開く◀▶」の記号も「閉じる▶◀」の記号も、同じ幅になるようにデザインされているものが多かったように思います。おそらくデザイナーさんならそうするでしょう。それがセオリーだし癖になってるでしょうから。でも私はグラフィックデザイナーではないので「すこしハミ出してしまえ」と思ったのです。

また改善案の中には「そもそものボタンのサイズを変えてみよう」と大小つけてみたり、なかにはタッチパネル式にしたりもありました。でも、操作パネルの工事をするにはけっこうなお金がかかりますよね。


そこで、私の考えたデザインなら、ボタンのサイズは変えずにシールを貼るだけなので安く改善することができます。(シール作ってみようかな)

「開く◀ ▶」「閉じる▶◀」

いかがでしょうか。


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(2018年7月 追記)

さも意気揚々と「こんなデザインでどうだ!」とデザインをアップしたわけですが、先日、新婚旅行でオーストラリアに行ってエレベーターに乗ったとき、気付きました。


そもそも「閉」というボタンがない。

そして、

閉まるまでの時間が日本よりもずっと短い。


目からウロコです。何もしなければすぐに閉まるし、開けておきたい時に開けられればそれで充分。考えてみれば当たり前。こういう発想で課題は解決しなくちゃいけない。日本人ってどれだけ急いでるんだろ。

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