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今日学んだこと #18

ときに結果なんてどうでもいい。自分ができることに集中してみる。

 これって大切だと思う。結果は確かに大切だ。結果の無いものをいつまでもやっていては時間の浪費になってしまう。けれども結果ばかり考えていると結果を残せなかったときに心理的ダメージを受けてしまう。
 それよりも今自分ができることを一生懸命やってみる。それが大切なのだと思う。心理学には「たとえ根拠の無い思い込みであっても、それを信じて行動することによって、結果として、予想通りの現実がつくられる」という現象があるようです。
 この思い込みはとても大切でプラスの思い込みはプラスの方向へ、マイナスの思い込みはマイナスの方向へ自身を向かわせるとのこと。
 つまり信ずれば叶うということのようです。
 あなたはどのような願いを叶えますか。

アウトプットよりもインプット

 中室牧子さんが書かれた『「学力」の経済学』がとても面白くて学びになる。教育についてなんとなくの感情論ではなくしっかりしたデータに基づいて自らの論を述べられている。
 子供にどのような教育を施すと年収がアップするのか詳しく書かれている。私はまだ未婚で子供もいないわけだが、これって自分にもあてはまるのではという観点から読んでいける。
 その中で子供が勉強したときの報酬として、読書や自ら勉強したことに報酬を与えるのと、テストを受けた結果点数がよければ報酬を与えるのとではどちらが学習成果があがるのか、という話が載っていた。つまり自己勉強、インプットと点数がよければ報酬がもらえるアウトプットどちらにインセンティブを与えると学習効果が高いかという実験だ。
 そして、その結果自ら勉強したものの方が、点数にインセンティブを与える集団よりも学習効果が高いということが書かれていた。

勉強の仕方を勉強する

 結局テストの点数良いほうにインセンティブを与えるといっても、点数の取り方を学ばなければ点数を取ることはできなかった。つまりインプットがあってこそ初めてアウトプットが成立ということが書かれていた。
 これって別に学童に限ったことではないですよね。
 たとえば仮に何かの試験を受けるとする。そのとき試験の点数を増やすことに執着するよりも、その試験の勉強の仕方をまず最初に調べたほうが得策だということだ。
 しかも今やインターネットがこれだけ普及している。スマホで少し調べることも可能だし、とても簡単だ。
 そしてこれって試験に限らず、自分の自己実現のために結果を出す方法を調べるよりも、結果を出す手段を学ぶほうが有意義だということだと思う。
 
 今読んでいる『「学力」の経済学』はそのほかにもたくさん、大人になった私たちに必要なことが書かれていると思います。ぜひお勧めです。

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